電脳娼婦(森奈津子)
- 作者: 森奈津子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2004/11/19
- メディア: 単行本
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以下ネタバレ
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6話中1話百合。
『たったひとつの冴えたやりかた』
レズビアンの間で、〈たったひとつの冴えたやりかた〉を知っているかと聞いてくる美しい女性がいるという噂があった。その女性の名はアヤメ。アヤメは、華子という雇い主によりマゾヒストにとって最高の性的快楽〈たったひとつの冴えたやりかた〉を探し当てるという任務を任されている。女の子に声をかけ様々なプレイを試みるが、華子の求めるものはなく、これ以上〈おしおき〉をされたくないアヤメは……。
シリアスが多い中、『たったひとつの冴えたやりかた』は女性しかいないし軽くギャグっぽいのでオススメ。
華子の秘書である黒田のキャラがいいです♪
あんなところを使って生け花をしてみたり、ロボットペットのドジョウやナマズを使ってあんなことをしたり。
マゾヒストにとっての最高の性的快楽を探そうとしているため、内容はけっこう濃くできていると思います。
でもまあ、森奈津子さんのSMは、痛みではなく恥ずかしさを攻めるものなので、そうゆう趣味のない人でも楽しめるかも。
『黒猫という名の女』にもビアンカップルがいますが、ナイフのシーンが痛くて苦手。
文庫版には杉江松恋さんの解説が追加されてます。