奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

「犬身」の文庫化


 犬身 「あの人の犬になりたい」


あの名作『犬身』がついに文庫化です!


いやぁ〜嬉しい!
単行本だと高いとか重いとか邪魔くさいとかで買わない人もいっるんですが、文庫になったことにより、さらに多くの人に読まれるんですね。
嬉しい嬉しい♪


9月7日に朝日文庫より発売ですよ♪

<あらすじ>
「あの人の犬になりたい。そして、人間では辿り着くことのできない心の深みに飛び込んで行きたい。(帯より)」
タウン誌「犬の眼」の編集者、八束房恵は、人を愛したことがなく、自分は半分犬なのでは、と思うほどに犬を愛している。取材で知り合った陶芸家、玉石梓と再会した房恵は、自分を負傷させてまで飼い犬の安全を守った彼女に惹かれ、交流を深めるうちに「あの人の犬になりたい」と願うようになる。房恵に興味を持ち、自らを魂のコレクターだというバーのマスター、朱尾献と死後の魂を譲り渡す契約を結んだ房恵は、オスの仔犬、フサとなって梓と暮らしはじめるが、梓の家族関係がいびつに崩壊していることを知る。
梓を苦しめる人間にできるのは、吠えることだけ。そんな自分に無力感を感じながらも、フサは、何も求めない、穏やかな愛を与えることで、犬なりに彼女を守ろうとする。飼い犬のように愛し、愛されたい房恵=フサは、梓の、これまで誰も入り込めなかった心の深みに入り込めるのだろうか? セックスの介在しない愛は、房恵自身を、満たしてくれるのだろうか?

以前書いた感想はこちら。


そうなんですよ、そうなんですよ!
百合ってほどじゃないんですが、フサ(房恵)の忠犬っぷりが可愛いんですよね。
人間と人間の関係を描くのに、女性同士を扱う松浦理英子さん。


これは是非とも読み返さなくては!
お盆休み中はほぼ出かける予定を入れてないので、一日中読み放題です!



っていうか一日で読みきっちゃうかも。
いやぁ〜楽しみ♪