もうちょっと早くさあ〜
少し前にとある本屋で河出文庫フェアっぽいことをやっており、
松浦理英子さんの『ナチュラル・ウーマン』がオススメ作品として平並べされてました。
ひゃっほうヽ(´ー`)ノ
ここはなんていい本屋なんだ♪
とか思っていたら、急に『ナチュラル・ウーマン』が読みたくなり、ただ今読み返し中です。
やっぱりこの人の作品いいですよねぇ〜。
言葉一つ一つが堪らないです。
あ〜こんな恋がしてみたい!
という話はいいとして、新刊出てないかなぁと松浦理英子さんの名前で検索をかけたところ、とある作品が目に付きました。
- 作者: 増田裕美子,佐伯順子
- 出版社/メーカー: 思文閣出版
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: 単行本
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う〜ん。
編集してる人の名前に見覚えが。
しかもこの大学名は……。
(*´д`)=3
松浦さんが取り上げられているのは、「第二部 女性による表現世界」の「松浦理英子論―魅惑する鈍感さ―」です。
大貫徹さんによる『ナチュラル・ウーマン』の容子像の話らしいです。
読んでないのでよく知りませんが。
日本文学の女性性を語る上で、松浦理英子さんは外せないとか。
確かにジェンダー論で松浦さんは興味深い表現をしてくれますよね。
大学の授業で松浦理英子さんの作品取り上げてもらえたら、店長絶対講義休まないっすよ。
正直あまり好きじゃない先生だったとしても、レポートとかめっちゃ書いて、熱く論議しますよ。
なーんで、店長が在学中にやってくんなかったのかなぁ。
°・(ノД`)・°・
つか、授業でゲイ作品を扱うのに、ビアン作品を取り上げてくれないということに些か不満が。
卒論を松浦理英子さんにするかビアン小説にするか迷ったくらいですよ。
結局は全然違う卒論になりましたけど。
松浦理英子さんを論じるにはちょっと資料が足りず、ビアン小説を論じるには店長の知識が浅かったんです(つд`)
まあ今でも論じることが出来るか微妙ですけど。
ビアン小説を100冊上げろって言われたら出来そうな気はします。
いや…無理か。
50冊なら行けそうですね。
これとかこれを参考にして。
そこから広げられるかどうか。
うーん。
ビアン小説の歴史とかならなんとか…。
吉屋信子さんから始まり、川端康成さん、小栗虫太郎さん、栗本薫さん、松浦理英子さん、森奈津子さん、中山可穂さんなどなど。
女子校生によるエスな関係から、女子大生の恋愛、30代女性の不倫まで、様々な女性同士の関係が描かれていますよ。
敢えて素人にも手に取りやすくするなら、あさのあつこさんの『ありふれた風景画』や恩田陸さんの『蛇行する川のほとり』、江國香織さんの『号泣する準備はできていた』収録「熱帯夜」とかですかね?
島本理生さんは有名ですかね?
短編『一千一秒の日々』や連作『真綿荘の住人たち』も該当してたりします。
……また話がそれてますね。
軌道修正出来そうもないので、今日はこの辺で。