あかねや八雲 1巻(森野きこり)
明治瓦斯燈妖夢抄 あかねや八雲 1 (BLADE COMICS)
- 作者: 森野きこり
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2014/09/10
- メディア: コミック
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<あらすじ>
明治十五年、拝み屋を名乗り市民相手に金を取っているという噂の外国人を捕まえるため遊郭へと向かった新米警官・一宮。騒ぎに紛れ出会った拝み屋は、着物を纏う狐目の妖しく美しい西洋人男性。不思議な力を持つ彼の目的は……。
以下ネタバレ
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本編自体は拝み屋と警察官のBL臭がいずれしてくるのではないかという感じですが、1巻はまだ出会ったばかりなので、警察官の一宮が怒ってばかりいますw
こういう水と油っぽいのが次第に信頼関係で結ばれていくのが女子の気持ちをハァハァさせるんでしょうね。
ハァハァはしないですけど、店長もそういう展開好きです。
話は幽霊の見える一宮が、不思議な力を持つ八雲に連れ回されて事件を解決させていくというもの。
小泉八雲の話を基にした事件が進むのでけっこう面白いです。
ネタバレになっちゃいますが、百合に該当するのは4話目「葬られた秘密」です。
兄夫婦の家にお世話になっていた美術学校に通う10歳下の妹が屋敷の中で不慮の事故で亡くなってしまう。
妹の死後、兄嫁に不思議なことが起こり…って感じの話です。
堅物の一宮が見惚れてしまうほど美しい奥さんと、実の姉妹のように過ごしていた義妹…とくれば妄想しちゃいますよねw
兄嫁と義妹とくればあなたwww
「…つまり正子さんは実の兄を愛していたと?」
「ああ」
「とうとう兄に想いをつけまらぬまま死んだ正子さんはずっと邪魔で仕方なかった美和さんを道連れにしようとした」
「…確かに一理ある解答ではあるかもしれませんが」
ひょっ!!?Σ(゚ロ゚ノ)ノ
お兄さんと嫁さんがキスしてるのを見て、ギリッとなってる正子さんいいっすねw
絵の中に絵を隠すネタ好きです。
隠したい気持ちなら描かなきゃいいのに、溢れ出しそうな気持ちを抑えるためには描かずにはいられない。そして奥へ奥へと閉じ込める…みたいなw
ラストの兄嫁と手を繋ぎながらベッドに入る義妹の回想シーンは萌えますw
「ねえ正子さん。私ね、あなたがいてくれて毎日幸せよ」という言葉と、手から伝わる兄嫁の体温が、、、
こちらで1話と最新話の試し読みが出来ます↓
http://comic.mag-garden.co.jp/blade/2958.html
4話目もしばらく読めるので、興味のある人は是非。
気に入ったら買ってください。
そして百合回を褒め称えれば再度百合回を載せてくれるかもw