奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

教科書問題

昨日、同性婚の話をしたので、今度はこちら。
けっこう前にmixiのコミュで、署名を呼び掛けるトピックが上げてありました。
載せようと思ってて、いろんなネタがあったから後回しになってしまいましたw



クラスに必ず1人いる子のこと、知ってますか?
〜セクシュアル・マイノリティの子どもたちを傷つける教科書の訂正を求めます〜
http://chn.ge/1u5C1KX

中学校で教わったこの”性”に関する知識は、長く私に影を落としました。私はそのとき人を好きにならないようにしよう、と心に決めました。同性を好きになるのは、間違っていることだと感じたからです。


それから何年も経った現在も、セクシュアル・マイノリティはいないことにされていたり、間違った情報が書かれたりし続けています。


世界中の様々な調査から、セクシュアル・マイノリティ当事者は人口の3〜5%いることがわかっています。学校で言えば、1クラスに最低1人は当事者がいることになります。どんな地域に住んでいても変わりはありません。


教育の場が変わらなければセクシュアル・マイノリティの子どもたちは救われません。


2016年、教科書の元になる学習指導要領を改訂する10年に1度の機会があります。


これを逃してしまうと、次は2026年です。


この機会を逃して、これから10年以上も変わらずセクシュアル・マイノリティに対する間違った知識が教えられたり、差別的な言動が続けられれば、傷つくのは子ども達です。一昨年、国がはじめてセクシュアル・マイノリティが自殺に追い込まれる危険が高いことを認めました。性同一性障害についても、調査を発表しています。


2016年、セクシュアル・マイノリティを無視しない教科書を一緒につくりましょう!


みやきちさんとこでもけっこう前に「セクシュアル・マイノリティを無視しない教科書を」Change.orgで署名呼びかけという記事が載っていました。
正直、そのときは「へぇ〜」としか思ってなかったんですが、改めて必要な署名なんだろうなって思いました。
けっこうな人数の署名が集まってます。
ここから署名できます(上のURLと同じです)→http://chn.ge/1u5C1KX



同じく、みやきちさんの記事で、三省堂国語辞典が性愛関係の説明見直し 不必要な「男女」の語を外すというのを載せていました。
「『三省堂国語辞典』第7版では、恋愛や性などに関する項目で、不必要に「男女」ということばが出てくるものは、説明を見直しました。「愛」「相性」「色恋」……など、どれも男女に限らないからです。」ということらしいです。



辞書もこういう動きになっているのであれば、教科書を変えてくれてもいいですよね。
自分のセクで苦しんでいるのは子供だけではありません。
異性愛者が普通、同性愛者は異常という教えを受けてきた子供が大人になり、大人になってから自分のセクに気付いた時に自分を受け入れられずにひどく苦しみます。
自分が同性愛者・両性愛者だと気付いた時に「ああ、そうなんだ」と簡単に受け入れられる人になってもらいたいです。



店長のように小学生の時から「同性愛者がいるのは普通のこと」と思って育つのは稀らしいので、学校で「普通のこと」だと教えてほしいです。
店長も小学生の時は「同性愛者=変態。変わってる」という図式が頭の中にあったんですが、「変態。変わってる=悪いこと」の図式はなかったので、「変態。変わってる=個性」でしか思ってませんでした。
「オカマ」「オナベ」「レズ」「ホモ」といった風に、差別の対象になる可能性があるので、「隠した方がいい事実」という認識はありましたが、「異常」とか「悪いこと」とは思えませんでした。



まぁなんせ、椎名あゆみさんの「あなたとスキャンダルを読んでいたのは小3〜小4の時です。
ヒロインが電車の中で一目惚れした男の子は実は女の子で、女の子でもいいから好きでいつづけるという、当時では珍しい百合もの。(ラストは男の子と結ばれて終わりますが)
ヒロインが女の子を好きになるという設定が気に入り、愛読書にしてましたw



同じく、小3〜小4の時、安西信行さんの「R・PRINCESS(ロケット・プリンセス)」も愛読書でした。
こちらは脇にビアンキャラがいて、可愛い女の子を片っ端から襲うという昔ながらのレズキャラなんですが、背が高くて、美人で、ヒロインのことを本当に好きなんだなぁと思える描写が気に入ってました。



あと、小6の時にお気に入りだったあかほりさとるさんの「MEZE☆爆熱時空」
こちらは主人公が男になったり女になったりして、両性具有ヒロインはどっちの主人公も愛しちゃってて、脇にいるビアンキャラの美人お姉さんは女版主人公を押し倒そうと日々狙ってたり、オネェキャラの子は男版主人公を狙ってたり…と、ヘテロ以外のキャラがわんさかいたので、とても興味深く読んでました。
アニメもばっちり観てましたw



なんかもう、百合の英才教育ばっちりですねw
性教育の始まる小4のときにはすでに「レズ」や「ホモ」という言葉が頭に叩き込まれてるんですからw
それに、町内でビアンカップルがいたのも、今に影響を与えてると思います。
母親が「あの二人レズだよ」と好奇の目で見るのが嫌で、「失礼だよ」と嗜める小6。
内心では、町内のどこに住んでるのかすごく興味ありましたけどw
仲良くなって話を聞いてみたいと思ってました。
初恋は19歳の時ですが、セクマイの芽は10歳くらいから顔を出してたのかもしれません。



最近の子供が読む漫画って、エロ描写激しいらしいですが、そんなん描くよりも、登場人物の中に同性愛者が普通に混じってる、健全な漫画描いてくれたら楽なんですけどね。
同性愛者にいちいち驚く漫画とかもう飽きたわ!!!
子供たちの未来のためにいい作品描いて!!!