奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

韓国版「荊の城」

ツイッターで興味深い記事を発見です。


韓国『オールド・ボーイ』監督が人気レズミステリーを日本占領下舞台に映画化―シネマトゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0074284

映画『オールド・ボーイ』などの韓国映画界の鬼才パク・チャヌク監督が、イギリスのミステリー小説「荊の城」の舞台を日本が韓国を占領していた時代に移し、映画化を行っているとVarietyが報じた。
イギリスの女性作家サラ・ウォーターズによって書かれた「荊の城」は、19世紀ビクトリア朝のロンドンを舞台に、スリをなりわいとして下町に暮らす少女が、莫大な遺産目的の結婚詐欺計画に携わることで、ターゲットの令嬢と出会い次第に親しくなっていく姿を描いたレズビアン・テイストのミステリー作品。
本作の舞台は、イギリスのビクトリア朝から韓国が日本に占領されていた1930年代へと移され、先週から日本の名古屋近郊で製作が始まっていると同サイトは伝えている。


サラ・ウォーターズの「荊の城」を韓国設定でリメイクですか!!?
調べてみたら、去年から制作の話が上がってたみたいです。
題名は「お嬢さん」??
来年上半期に韓国公開される予定なので、日本にいつ来るのかは不明です。
レズビアン・テイストっていうかガチレズビアンですけどね。



パク・チャヌク監督、6年ぶりに韓国映画で復帰…「お嬢さん」を次期作に確定
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2002836


パク・チャヌク監督、名古屋を新作「お嬢さん」のロケ地に選択…その理由とは?
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2022733


キム・ミニ&ハ・ジョンウ&キム・テリ、パク・チャヌク最新作「お嬢さん」のビジュアルを初公開
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2018054


<キャスト>
貴族のお嬢さん:キム・ミニ
詐欺師の伯爵:ハ・ジョンウ
お嬢さんのメイドとして働く少女:キム・テリ



韓国版のお嬢さんあんまりキレイじゃn…げふんげふん。
サラ・ウォーターズの『荊の城』は一度海外でテレビドラマ化され、DVDでも出ています。
現在は廃盤で手に入りづらい状況になっていますが。
この機会に再販してもらいたいです。
新しく百合好きになった人たちに素晴らしい作品を知ってもらいたいです!


荊の城 [DVD]

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<あらすじ>
19世紀半ばのロンドン。17歳になる孤児スウは、下町の故買屋の家に暮らしていた。ある冬の晩、彼女のもとに顔見知りの詐欺師がやってくる。さる貴族の息子というふれこみで、<紳士>とあだ名されている、以前スウのスリの腕前を借りにきたこともあった男だ。彼はスウにある計画を持ちかける。とある令嬢をたぶらかして結婚し、その巨額の財産をそっくりいただこうというのだ。スウの役割は、令嬢の新しい侍女。スウはためらいながらも、話にのることにする。
スウが侍女として入ったのは、俗世間とは隔絶した辺鄙な地に建つ城館。そこに住んでいるのは、スウが世話をする令嬢、モード。それに彼女の伯父と使用人たち。訪ねてくる者と言えば、伯父の年老いた友人たちだけという屋敷で、モードは親しい友人もなく、蔵書狂の伯父の手伝いをして暮らしていた。他に話し相手もないそんな環境で、同い年のスウとモードが親しくなっていくのは当然のことだった。その背後で、冷酷な計画を進めていようとも。計画の行方は?二人を待ち受ける運命とは?



原作を読んだことがなくても、名前は知っているという人も多いと思います。
泥棒の少女スウと、令嬢モードの物語。
原作は上下巻の長編もので、スウ視点とモード視点となっています。
無意識に惹かれ合い、自分の恋心に気付いた瞬間の描写がものすごく萌えます!
ぜひぜひ原作も合わせて楽しんでください。
電子書籍版もあります。


荊[いばら]の城 上 (創元推理文庫)

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荊[いばら]の城 下 (創元推理文庫)

荊[いばら]の城 下 (創元推理文庫)


DVDのレビューはこちら
ネタバレがありますので、原作を未読の方はリンク先に行かない方がいいです。
8年も前のレビューだから文章が下手で笑えるw
なんか若いw
キモさは変わらないけどw
ドラマでは3時間でしたが、韓国版がどのようになるのか楽しみなようで不安でもあります。
日本上映してくれるのを待つしかなさそうです。