奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

マチルダ



<あらすじ>
インチキを絵に描いたような中古車ディーラー夫婦にとんでもない天才少女マチルダが授かる。お兄ちゃんもタチの悪いイタズラ小僧だし、お利口なことがじゃま扱いされてしまって大きくなっても学校に行かせてもらえないマチルダ。やっと行かせてもらえるようになった小学校では不条理きわまる学校生活が待っていた。そのうちマチルダ自身は妙なパワーを持ち始める……。




以下ネタバレ

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たまたま親が録画していた『マチルダという映画ですが、けっこうおもしろかったです。
ミセス・ダウト』『34丁目の奇跡』に出ていた子役、マーラ・ウィルソン主演
笑った顔がすごく可愛くて、なんとなくルーニー・マーラっぽい雰囲気のある子役さんです。



近所からの評判も最悪な家族の元に産まれたマチルダ
育児放棄されていたせいで、マチルダが天才だということに家族は気付きもしません。
っていうか、マチルダの年齢も覚えていないほどです。
「4才のおまえが一人で図書館に行けるはずないだろ!」
「私はもう6才半よ」
「6才なら学校に行ってるはずだろ!」
「学校に行きたいってお願いしたのに聞いてくれないじゃない。9月には通わせてくれるっていったのに」
みたいな感じの親です。



まぁなんだかんだあり、小学校に通えるようになったマチルダ
しかしやっと通えるようになった小学校では、子供嫌いで暴力的で元砲丸投げの選手だった校長先生(♀)がいました。
子供たちは、校長の暴力に怯えています。
気に食わないことがあると子供たちを砲丸のように投げ飛ばしてしまうからです。



でも悪い事ばかりではなく、子供たちのことを第一に考えてくれる心優しい担任のハニー先生(♀)がいてくれます。
チルダが天才だということにすぐ気が付き、両親に、マチルダをちゃんとした勉強をさせ、大学に行かせるべきだと言います。
大学を出ている人間をバカにしている両親に向かって、「もし病気になって病院に行ったら、誰に治してもらいますか?大学を出たお医者さんです。もしインチキな車を売って訴えられたら、誰に頼りますか?大学を出た弁護士さんです」って言ってる先生に、確かにその通りだなぁと納得させられましたw



チルダが、最悪の家族や最悪の校長先生に挫けることがなかったのは、最悪な大人だけじゃなく、優しい大人がいてくれたからでしょうね。
児童書『マチルダはちいさな大天才』が原作のため、子供向きにはなっていますが、けっこうおもしろかったです。
途中でマチルダが超能力に目覚めたりして、びっくりな展開になりますが、最終的におねロリ百合になったので個人的には大満足です。
1996年の作品で、DVDが出ていないのが残念なんですが。


マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)

マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)

  • 作者: ロアルドダール,クェンティンブレイク,Roald Dahl,Quentin Blake,宮下嶺夫
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2005/10/01
  • メディア: 単行本
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子供向けの映画を見て、最終的におねロリでしたって感想、自分でも最低なのはわかるんですが、幼女から「養子にして!」とか言われたら、もうそれはプロポーズじゃないのかなとか思ってしまいます。
それに幼女からのぽっペチューとかあるし。
汚れててごめん。
家族から疎まれて寂しい思いをしていたマチルダに、最高の居場所が出来たハッピーエンドです。
ビデオ版しか出ていないので見つけるのは難しいとは思いますが、見る機会があれば是非とも見てください。
おねロリ!!!←