過激派オペラ(訂正あり)
<あらすじ>
女たらしの演出家・重信ナオコ(早織)は、自ら立ち上げた劇団「毛布教」の旗揚げ公演「過激派オペラ」のオーディションで出会った女優・岡高春(中村有沙)に一目ぼれし、春を主演に抜擢。猛烈なアタックにより春との恋愛も成就させる。旗揚げ公演も大成功で幕を閉じ、すべてが順調かと思われたが……。
以下ネタバレ
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正直、エロばっかでドロドロしてて面白くないんだろうなって気分で『過激派オペラ』観に行ったんですが、予想よりもずっとおもしろかったです!
エロい!笑える!女同士の愛がリアル!
観ててほんと顔が赤くなるようなベッドシーンと、主人公ナオコのダメっぷりがリアルでよかったです。
ベッドシーンで顔が赤くなるなんて、『アデル、ブルーは熱い色』以来です。
R15とは思えないラブシーンが多いです。
「15分に1度のむき出しの愛」というキャッチコピーに偽りなしです。
15分毎かはわかならいですけど、そのくらい頻繁になります。
しかも女性同士の絡みしかないです。
上映後のトークショーで「一番最後に一番エロい人が来ましたねwあのシーン好きですw」と女優陣が言ってたとおり、一番最後のベッドシーンはエロかったです。
どれもエロかったけど。
冒頭のシーンはほんとビックリした。なんかもいろいろすごかったですw
元AKBの増田有華さんが出てるってことだったけど、あの冒頭の子だったんだね。
題名が出て、どう始まるのかわくわくしていたら、いきなりのおっぱいです。頭をガツンとやられた感じがしました。
「処女だったのにーー!!」のあとの展開もすごかったです。
一番最後のプレイが一番エロいけど、体がエロいのは一番最初の子だと個人的に思ってます。
訂正→オープニングでゴロゴロしてたのは増田有華さんではなくて、範田紗々さんでした。失礼しました。
増田有華さんはそのあとに出て来る他の劇団の女優さんです。
それと『過激派オペラ』には『貞子VS伽椰子』の伽椰子役を演じた遠藤留奈さんが登場します。
どこで出るかは見てのお楽しみ。
きれいな女優さんです。
まぁあんまりエロいエロい言ってると、見に行くのを躊躇ってしまうかもしれませんので、内容の説明です。
あらすじの通り、劇団「毛布教」の演出家・重信ナオコと女優・岡高春を中心とした、演劇と恋愛の話です。
個人的に舞台というのをほとんど見たことないですし、アングラは苦手な方なので、正直「毛布教」の舞台の練習風景や本番に対しては、ぽかーん状態でさっぱり意味わかんないんですけど、すごく惹かれる内容になってました。
演劇ってすごいなw
オーディションで出会った春に一目惚れしたナオコは、春を主演女優として向かい入れ、春のために舞台を作り上げます。
台本を仕上げたその日に春に「あなたを好きになりそう。だから付き合おう」といきなりの告白。
ノンケである春は「男性が好きだから無理です」と断りますが、その日からナオコからの熱烈なアピールが始まります。
ナオコの「一回だけでいいから〜」と言ってるくる姿は、なんていうか、こういうボイいるよね…と呆れさせる感じです。
うーわー、マジこいつダメだわって気分になることが多々ありますが、憎み切れないところがナオコのうまい手なんでしょうね。
あらすじにも書いてありますが、紆余曲折の末に付き合うことになったナオコと春。
一緒に暮らすときは「友達」として不動産会社と話をしなきゃいけないのがちょっと切ないです。
「友達同士?どっちかが彼氏つくって部屋を出て行って、家賃払いませんってのは止めてくださいね」
「大丈夫です。私たち彼氏とか作る気ないんで!」というナオコと春。
見ていて、彼氏は作らないけど別れる可能性はあるんじゃないの?という気持ちになってしまいましたw
ラブラブなカップルに別れるときの心配なんてしないもんですからね。
意外と春の方がのめり込んでしまい、束縛したりなんかもします。
「今誰のこと考えてたの?言って。バイト先にかわいい子がいたの?きれいな人がいたの?バイト辞めて!浮気はだめ!滅多刺しにする!」と過激なことを言い始めるところにゾクゾクしました。
元ノンケの方が嫉妬深いかもしれないね、と一緒に見に行った友達と言ってましたw
ましてやナオコのように手が早くてふらふらしてる相手だと、いつ浮気されるかと気が気じゃないでしょうね。
これ以上の感想は見てからのお楽しみにということで。
映画を見たあと友達と「ナオコのダメさはリアルなボイタチwああいう人いるわw」と話して盛り上がりました。
ベッドシーンの熱と、演技の熱で、友達と二人で興奮しながら映画の感想を言い合ってました。
すごくおもしろかったです。
今まで見てきた邦画の中で一番リアルにレズビアンの恋愛を描いてるかもしれない。『過激派オペラ』すごい。
女性同士の濡れ場に挑んだ2人の濃いぃトーク/映画『過激派オペラ』早織×中村有沙インタビュー
『過激派オペラ』早織&中村有沙が語る、壮絶な撮影現場と過激なラブシーンに挑んだワケ
http://realsound.jp/movie/2016/10/post-2863.html
そうそう、劇中でみんなが歌ってる曲、「好き好き大好き」って部分しか聞き取れないんだけど、戸川純さんの『好き好き大好き』って曲だそうです。
「好き好き大好き 愛してるって言わなきゃ殺す」ってすごい歌詞w
愛の重さがすごく本編に合ってますw
江本純子監督インタビュー:映画『過激派オペラ』について
http://intro.ne.jp/contents/2016/10/09_1211.html
『過激派オペラ』の原作はこちら。
- 作者: 江本純子
- 出版社/メーカー: リトルモア
- 発売日: 2006/07/29
- メディア: 単行本
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10/1(土)〜10/28(金)テアトル新宿にて21時より上映!!!
28日までの上映ですので、気になる人はお早めに!!
また月水金土は上映後に出演者によるトークショーがあります。
ここでしか聞けない話もありますので、ぜひぜひ。
今のところ全国の予定は以下の通りです。
10/29(土)より第七藝術劇場(http://www.nanagei.com/)
11/12(土)より名古屋シネマテーク(http://cineaste.jp/)
12/17(土)より福岡中洲大洋(http://www.nakasu-taiyo.co.jp/index.php)
以降、
広島・横川シネマ(http://yokogawacinema.com/)
仙台・桜井薬局セントラルホール(http://www.sakura-centralhall.jp/)
兵庫・元町映画館(http://www.motoei.com/)
と順次上映!
地方でももっと上映してほしいので、いっぱい宣伝したいと思います。