奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

LGBTにもいろいろいますよね

ツイッターをやるようになってから、ブログだけでは見えていなかったものがいろいろ見えてきます。
痴漢に遭っている人がこんなにいるのか、女性だからと差別されることがこんなにもあるのか、夫婦なのになんで女性ばかりがこんなにも負担しているのか。
もちろんネットの世界のことなので大げさに話していたり、嘘をついてるかもしれません。
それを差し引いてもこんなにひどいのか、、、と日々気が重くなります。
気が重くなったら可愛い動物画像を見たり、百合イラストや漫画を見て癒されるようにしています。



そんなSNSですが、先日ある議員が「LGBTは生産性がないので、そのために税金を使うのはおかしい」という感じの話をしたせいですごく炎上しました。
過去にテレビに出たときに「LGBTの未成年の自殺者が、マジョリティに比べると多い」というのを聞いたときに鼻で笑ったように見えたというのも炎上に拍車をかけています。
そのため7月末に大阪と東京でその議員を辞めさせるためのデモも起きました。



LGBTが声を上げることで、勇気が持てる人、迷惑だと思う人が出てきます。
そしてあるゲイの方のツイートが炎上しました。
デモが起きるほどの騒ぎになっている中、「パートナーと結婚して、仕事もあって、周りにも理解されてて幸せです」という内容のツイートをしたからです。
何気ない日常の中でそのツイートをしていたら、みんな普通に祝福していたと思います。
でもなぜこのタイミング???
個人的にすごく違和感がありました。



そのことについて共感できる内容の説明がありました。




「ボクは日本に住んでるけど幸せです。挙式もできたし、仕事もある。友達もいる」と語ることの何がいけないのか〜モデル・マイノリティとデュアル・アイデンティティ――レインボーフラッグは誰のもの
http://rainbowflag.hatenablog.com/entry/2018/08/01/212509




「パートナーと結婚して、仕事もあって、周りにも理解されてて幸せです」の何がいけないのか。
全然いけないとこはない。
「ゲイの自分が恋人と楽しく生活している現状を世間にツイートして、偏見を減らしたい」というのは素敵なことだと思います。
幸せな未来があることを若い世代に伝えることはいいことです。


ただ、元のツイートにて「そんな僕の住んでいる国は、日本です」と〆ています。
なぜ日本を強調した?
議員が差別発言をし、他の議員がその発言を擁護している今のタイミングでなんで日本を強調した?
それだと日本に差別はありませんって言ってるように聞こえない?



デモなどで騒がれると、大人しく暮らしているLGBTへの偏見が強くなるから嫌だっていう気持ちは分かります。
私もクローゼットでマジョリティに紛れて静かに暮らしているから。
でも声を上げようとしている人の邪魔をしなくてもいいような気がします。
今がチャンスなんです。
下の世代がより過ごしやすくなるためのチャンスなんです。



まあでもだからといって、ウーマンの村本のように

最近、「同性愛者の生産性」の話をした女性議員が総叩きされているよな。でも俺は、ただあの人を排除するべきじゃないと思う。それこそ、この映画におけるボビーみたいな役割が、あの人にもあるんやないかと思ってんねん。例えば、あの発言をきっかけにいろんな立場の人たちが、もっともっとLGBTに関して議論をするような世界になっていけばって、この映画を観てあらためて思ったわ。

とは思わない。


ウーマン村本、女性の真の敵を考える - 『バトル・オブ・ザ・セクシーズ
https://www.cinematoday.jp/page/A0006151



ウーマンの村本、いろんな映画を観ていて、LGBTについても考えてるみたいだけど、根強い固定観念があるのかなんか違うんだよな。
炎上する火種をよく出してくる。