奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

百合姫 vol.10

先日言っていた、全国の百合好きが楽しみにしている雑誌『百合姫』。
10冊目ってスゴいですよね。前作の『百合姉妹』を合わせたら15冊目ですし。
百合雑誌が出るなんて、10年前じゃ考えられない偉業ですよ。


10年前…( ´∀`)…店長、小6じゃん。
百合という言葉も知らなかった純な時代。しかし「薔薇族」編集長なんかが頑張ってた時代なんですね。よく知らないけど。



というわけで、今じゃ姉妹雑誌やコミックスも発売されるほどになった『百合姫 vol.10』の感想です。以下ネタバレなので、ご注意を。つか、店長の気に入ってる作品の感想しか言わないので、ご了承ください。



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「クローバー」乙ひより
電車の中で、見知らぬ少女に恥ずかしい姿を見られてしまった卯月。少女が同じ学校でなかったのが、救いだと思っていたが…。
四姉妹の恋と友情を描く乙ひよりさんの新連載。相変わらず周りを気にせず好き勝手やるキャラに好感が持てます。店長的に、三番目の姉・みーちゃんと杉浦さんを早くやってもらいたいかも。卯月のは友情ものだが、みーちゃんはガチと予想w



「紅蓮紀」武若丸
クレオが探す脱国容疑の犯人は、うららと接触。ともだちになってほしいとアピールをする。そして同時期、クレオシェリヴィとなった蘇芳は……。
絵は可愛いんですが、主人公カップルが男同士にしか見えなくて微妙。せめて蘇芳がボクっ娘じゃなければ…orz
もう主役カップルはいいとして、うららと季鬼にがんばってもらうしかないですね。女同士、目と目があった瞬間に友情が芽生えてください。



「爪先立ちOctober」かずまこを
恋人であり、自分の学校の保健医である松本を、偶然町で見かけたななお。友人と一緒にいる松本を見て、微妙な気持ちになり、なんだかもどかしく……。
前回の女教師×女子高生の続きです。松本のキャラが好きで気に入ってる作品なんですが、ページ数が少ないのが寂しい。せめて16くらいはいってもらいたい。



「20娘×30乙女」森島明子
美大予備校の講師をしている圭子は、ある日予備校生の笑美に告白され、付き合うことに。キラキラしてる10コ下の女の子に戸惑うが……。
相変わらずいい味を出してくれる作家さんです。オチの甘々ぐあいはたまりませんね。かずまこをさんのもそうなんですが、歳の差カップルの甘々な話は最高です。最後のドキドキしてるところなんて良いですよね。12月18日に森島明子さんのコミックスが発売されるので、絶対買います!



ストロベリーシェイク林家志弦
蘭と旅行に来た樹里亜は、なぜかZLAYのライブの手伝いをすることに。しかもステージの上で蘭とキスをしなきゃいけないことに……。
店長、今回これが一番悶えました。お互いのステージ衣装を見て、内心「可愛い」と大興奮の樹里亜と蘭。はたから見ればバカップルなのに、お互いわかってないのが笑える。
さらにキスをすることが決まって悶々としてるうちに誤解が生じ、
「されたいわ―――!(樹里亜)」
とか
「私のほうこそしたいです―――!(蘭)」
とかいう展開に。パニックになり過ぎて、お互いよく理解しないうちに次号へ。早く2巻が発売されないかな。



マーメイドライン金田一蓮十郎
やっと本当の自分を見つけられ、あゆみとも付き合い続けることが出来たあいか(竜之介)。女装だけじゃなく、性転換まで考えるようになったが、最近のあゆみの態度に不安を覚え……。
あゆみとあいか編二回目です。百合雑誌としてトランスレズビアンはセーフなんですかね。現実的なんだか非現実的なんだかわからない作品ですが、表紙で林家志弦さんの上に名前が書かれてるってことは読者人気はあるようです。2月18日にコミックスが出るそうなんで楽しみです。



この他にも作品はありますが、あんまりしゃべるとアレなので、残りは自分の目で楽しんでください。