奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

12日目・・・

震度3くらいは日常茶飯事になってきた店長です。
それでも、震災当時に比べれば半分以下の回数にはなっている
……気がする。


茨城とはいえ、ほぼ千葉に近い店長は割りと無事です。



前の日記で、宮城の祖父母と連絡が取れないと鬱になっていましたが、
17日、無事に連絡が取れました。


連絡が取れない間は生きた心地がしませんでしたよ。



11日の震災時、神奈川の工場にいた店長は、電車が一切使えなくなり、工場に泊まり決定。
なんとか母と連絡を取って、母の無事と宮城の母方の祖父母の無事を聞いてひと安心。



12日、上野駅大パニック。
まさかの入場規制+電車が2割しか動いていない。
なんとか地下鉄乗り継いで家に帰ったのは夕方。
大量の本が置いてある店長の部屋のみが大被害orz
夜遅くに、宮城に散らばっている父方の親戚の無事という報告が入る。
しかし、母方の祖父母と連絡が取れず。
無事という連絡の後、津波が入ったらしく。。。



13日、埼玉にいる従姉が仙台の実家に向かうというので、祖父母の安否確認を頼む。
ニュースには、祖父母の町の情報は一切流れず。



14日、電車の機能が麻痺。会社に行けず。
いきなりの計画停電報告。
仙台に行った従姉より、最寄り駅が封鎖されているため、近づくことも出来なかったという報告。



15日、隣駅始発が2割動き出す。
宮城にいる父方の親戚が、母方の祖父母を探すために近くの避難所を全部回ると連絡が。
正直、祖父母のいる町の状態が良くないため、もしものことを考えて家に待機。
夕方近くに親戚より、どこの避難所にも二人の姿はなかった。
絶望的。



16日、隣駅始発が5割まで復活。一応会社に行く。
家のパソコンが使いづらいので、会社のパソコンで情報収集。
mixiで入った災害コミュから、とあるブログで安否確認リストを作ってくれているという情報ゲット。
そのブログには何度か行っていたけど、リストがあるのは気がつかなかった。
リストに祖父母の名前を発見。
しかし明記してある避難所はすでに確認済み。
混乱。安否確認ってのは、生死に関係ないのか?



17日、数日前から現場に行って祖父母を探していた伯父から連絡が。
何度目かの祖父母の自宅確認の際に、知人の家にいるという立て札があったとのこと。
知人の家を見つけ、伯父が祖父母と再会。



その後、父方の親戚が、知らない人の家に居るのは気まずいだろうからと、祖父母を自分たちの家で引き取ってくれました。



8千人が亡くなり、1万2千人が行方不明になっているこの震災。
祖父母が生きていてくれたのが奇跡です。


電気がまだ復旧していないところが多いので、連絡が取れないだけで、無事ということも考えられます。
希望を捨てないでください。



瓦礫の中から生存者が発見されるということが続いています。
現地の自衛隊には頑張ってもらいたいです。



遠くで何も出来ない立場としては、節電と買占めをしないということに気をつけるしかないです。
都心で食料の買占めだとか、ガソリンの買占めだとかのせいで、現地に物資が届かないらしいです。
もう言わなくても、みなさん気をつけてるとは思いますが、現地の人たちのために出来ることをしてあげましょう。



最後になりますが、震災で亡くなられた方々にご冥福をお祈りいたします。