奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

ジェリー・フィッシュ

昨日本屋で見つけた百合小説。
※小説と映画のあらすじは違うのにごっちゃにしてしまったので、修正しました(6月27日)


ジェリー・フィッシュ

ジェリー・フィッシュ


<あらすじ>
お願い、私の首を絞めて。もっときつく、私を貶めて――。
クラゲ水槽の前で突然交わした、初めてのキス。夏の夜、廃墟と化した植物園での貪るようなセックス。真っ逆さまに、恋と性の狭間にころげ堕ちて行った私たちは、永遠を信じない振りして確かに信じていたんだ――。
16歳の圧倒的筆力が突きつける、瑞々しい恋、残酷な生と性。デビュー作でいきなり映画化の超問題作。




映画の公式HP
http://r18-jellyfish.com/sp/



<映画あらすじ>
クラスの中で浮いている高校生・宮下夕紀はある日、水族館のクラゲの水槽の前で同級生の篠原叶子に声をかけられ、そこで戸惑いながらも唇を重ねた。これを機に、二人は次第に心魅かれ合うようになっていく。平凡な家庭に育つも、どこか日常への不満を抑えきれず、レンタルDVDショップの店長に身体を委ねたこともあった夕紀にとって、叶子はかけがえのない存在でもあった。しかし、常に孤独の闇を抱えている叶子は、そんな夕紀の想いを知りながら、突然クラスメイト平井からの告白を受け入れ、彼とのSEXに興じるようになる。同時に、彼女が中学時代に妊娠して堕胎したという噂まで聞こえて来て、夕紀の心は激しく乱れ始めていき……。




「女による女のためのR−18文学賞」の作品だから、やっぱり「R−18指定」なんですね(^_^;)
8月31日(土)よりシネマアート六本木ほか順次全国ロードショー!!!
ってことですが、大阪が秋ってだけで、ほとんどが8月31日(土)に上映みたいです。
上映について詳しくはこちら↓
http://r18-jellyfish.laff.jp/gekijyo/





3月の沖縄国際映画祭ですでに上映されていたようです。
YouTubeで予告編が見れます。
あらすじで載っていた通り、ショートカットの叶子の方が男の子と付き合っちゃうみたいです。
R−18だからガッツリ男女のベッドシーンあるんだろうな。
予告でも男の子ガッツリしてますからねw
R−18かぁ(´д` )



店長、高校生の悲恋系百合に萌えないorz
刹那的な雰囲気で破滅に向かっていくのを見ていてもしんどいだけなんで好きになれないんですよね。
暗いお話きらいorz
一応本は買っちゃったので読みます。
5話の連作小説。
映画は悩み中です。
予告見てるとハッピーエンドじゃなさそうだしなぁ。。。




あ、そうそう、内容についておもしろい記事発見。
金子修介監督、新作『ジェリー・フィッシュ』でレズビアンというタブーに挑む
http://jp.blouinartinfo.com/news/story/904873/jin-zi-xiu-jie-jian-du-xin-zuo-zierihuitusiyu



『こたつと、みかんと、ニャー。』のときも「禁断の百合!」って言われて、あれは確かにオチが禁断だったからいいんですけど、「レズビアンというタブーに挑む」ってw
記事の中にも「東京−日本ではまだまだホモセクシュアリティは、タブー視されている。たとえ表面的な差別対象にならなくても、オープンに普通に語られることがまずない事柄であり、それが女性だとなおさらだ。」って書いてあるけど、比較作品で『御法度』を出すなw
『御法度』とか古いわ!w
99年って14年前でしょ?
店長が中学生のときの作品だよ!?




しかも監督、

確かにタブーに対する闘いというものに共感する一方で、タブーがあったほうが幸せというと語弊がありますが、禁じられているからこそ甘美であり、そこがドラ マとしての深みを増していき、面白いのではないかという、そんな側面も感じています。あまりにもオープンだとこういう作品は生まれて来ないだろうし、逆に 禁じられていると思った瞬間に悲劇であり大きなドラマが生まれてくる。ですからタブーに限らず、どのような題材でもいろいろな側面から捉えていきたいですね。

って。
当事者は甘美だとかドラマはいらないんですよ。
オープンでありふれた風景になりたいと願って100年以上経ってるんじゃないですか?
作品としては面白いかもしれないけど、同性愛はフィクションじゃないですからね。



オードリー・ヘプバーンの『噂の二人』を観たという割には残念な回答です。
でも取り扱ってくれたってことは偏見が薄いのかな?
しかし予告を観てるとなぁ。。。