奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

DVD「ジェリー・フィッシュ」

そろそろ出てもいいかなぁと密林でDVD発売の確認。
そしたら1つ情報ゲットです!



8月6日(水)についにリリース!
R-18文学賞」シリーズの第2弾
「ジェリー・フィッシュ」


公式HP
http://r18-jellyfish.com/





<あらすじ>
クラスで浮いている孤独な高校生・宮下夕紀は、水族館のクラゲの水槽の前で同級生の篠原叶子に声をかけられ、そこで戸惑いながらも唇を重ねたことを機に、次第にお互い心魅かれ合うようになっていく。
しかし叶子は夕紀の思いを知りながらも、クラスメイトの男子からの告白を受け入れ、男との関係にのめり込んでいく・・・。



叶子は「男との関係にのめり込んで」いったわけじゃないような。。。
ヤリたくないけどヤリたがってる男を拒否るのが面倒くさくてヤってるだけでしょ。
つか、愛してくれるなら誰でもいい系の話は嫌いじゃー!!!ヽ(`Д´)ノ
夕紀のことを他の男性とは違い特別視してくれてるようにも感じましたが、それは夕紀が他の男性達よりもずっと激しく叶子のことを思っていてくれたからで、結局は愛してくれるなら誰でもよかったようにも感じます。



密林の解説に、

劇中、ウィリアム・ワイラー監督の名作『噂の二人』を引用させながら、同性愛に対する世間の偏見などをさりげなく描出しているあたりも、金子作品ならではの反骨精神の顕れといえよう。

と書いてあり鼻で笑う。
反骨精神があるなら、「同性愛に対する世間の偏見」が古いものであると表現して欲しかった。
レズだと噂して笑ってる同級生に対して怒ってほしいわけじゃなく、「今時珍しくもないでしょ。考え方古いね」と冷めたように一言いうだけでも十分かと。
これじゃあ「悲恋こそ美しい」という一昔前のネタをやっているだけ。
「OL百合族19歳(1984年)」1999年の夏休み(1988年)」を手がけた監督らしいですが、同性愛の認識が80年で止まってるんじゃないですか?
「同性愛=禁断」「同性愛=悲恋」って図式は古い。
表現する側の人間が変わってくれないと、見る側の人間に変な刷り込みをさせてしまうのでやめてほしい。
15年くらい前なら百合スキー達も喜んで食いついたでしょうが、今の百合スキーはこういうのあまり喜ばないと思う。
喜ぶとしたらラストのお揃いのピアスのシーンだけだと思う。
幸せになれよー!・゜・(ノД`)・゜・と大声で言いたいw



1回しか観ていないし、店長の好みではなかったのでこんな感じの評価ですが、実際どんなもんなのかはご自身の目でご確認ください。
かなり個人的な感情入ってますw
マジ男うざっ(0言0 )
好きな作品はベタ褒め、嫌いな作品は批判的。
だって人間だもの。←
ネットの評価は女優さん二人の姿が美しく、全体的に綺麗な映画だったという言葉がちらほら。
幻想的なのって水族館のシーンと叶子の部屋くらい?
店長的には女優さん二人とも細くて萌えられなかった。
普通体型〜ややポチャさんが好みです←



原作のドMでちょっと歪んでて痛みを与えてくれるなら誰でもよくて男と女の恋人は別だよね、でも夕紀のことはそういうのとは関係なく特別だったよ的な叶子の方が個人的にまだ好きです。
原作のラストの話で、最後に夕紀が水槽を眺めながら泣くシーンも好きです。
歪んでようが何してようが夕紀にとって叶子は好きな人だったんですから。
原作は割と好き。
でも映画は好きになれなかった。



せっかくなので原作と映画、どっちも堪能してみてください。