奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

定義って人によって違う

仕事が忙しいっす。
新年の挨拶回りに行きたいのに仕事が入ってるせいで全然行けない。
仕事始めから3日以内に挨拶回りしなきゃいけないのに、、、



まぁそんな店長の愚痴はともかく、ネットで牧村さんのコラムを見つけました。



私を生きる レズビアンのタレント・牧村朝子さん〈上〉好きと言える幸せ
http://www.kanaloco.jp/article/82435/cms_id/119545


私を生きる レズビアンのタレント・牧村朝子〈下〉境界消える未来夢見て
http://www.kanaloco.jp/article/82486/cms_id/119794



コラムの中で、

「男性としか付き合ったことがない自分は真のレズビアンではない」「この中で認められるために早く彼女をつくらなければ」

(中略)

異性愛者の世界でも、同性愛者の世界でも「正しい形」に当てはめようとしている自分がいた。「異性愛者にならなければいけないととらわれていた後は、レズビアンにならなければいけない、と」


というのが載っていたけど、店長は「男性と付き合ったことないのに自分がレズビアンだと決めていいの?」というのなら言われたことあります。
「ただの食わず嫌いかもよ?」って。



別に無理して食べなくてもよくない???


ってのが店長の考えです。
食べ物の食わず嫌いは栄養の問題で改善した方がいいかもしれませんが、男性は食べなくても死にませんし。
むしろ食べたら店長の心が死にますし。
無理だなって自分で分かっているなら、食べる必要ないと思います。



レズビアンという言葉がなくなる世界」って、すごくいいですが、ぶっちゃけ店長的にはなかったらなかったで困ると思っています。
女同士で付き合ったり、結婚したり、子供が作れる世の中になったとしても、「男と女とX(エックス)」の存在は変わらないと思うので。
差別的になってしまいますけど、店長は女として女が好きです。
「人間的にあの子が好き」じゃなくて、「女の子であるあの子が好き」なんです。
「人間としての誰か」を好きになれるんだったら、男性とも付き合えてましたよ。それが出来ないんですもん。



それにもし、レズビアンという言葉がなくなって、セクとか気にせず好きな女性と付き合っていて、いつか結婚すると思っていたら、「ごめん、女の人といちゃいちゃするの好きだけど、本気で付き合うならやっぱり男の人のがいいわ」って言われてフラれることもあります。
レズビアンだと思っていたら、ノンケよりのバイセクだったというオチ。
いまだにそういうことあるのに、言葉がなくなったら余計に分からなくて傷つく気がします。
言葉の有無関係なく、そりゃおまえの見る目がないせいだろwwwって言われたらそれまでですけど。



まぁ現在の状態でも相手がレズビアンだからって100%安心ってこともないですけどね。
「子供が欲しいから」「世間体があるから」「親がうるさくて」ってことで、レズビアンでも男性と結婚することはあります。
「「わたしやっぱり結婚したい」この言葉に勝ち目がないの、不倫と同性愛だけだろう。」って中山可穂さんも言ってますしね。



しかし世の中不思議なもので、ノンケ同士で付き合って同棲中という人もけっこういたりします。
ネットでラブラブなブログ書いてる人を見かけます。
個人的に自分が切なくなってくるのでそういうブログは読みませんけどw
世間のあれやこれやを抜きにすると、境界線なんて自分次第な気もしますけどね。
セクマイの境界線は曖昧ですから。




あ、コラムと一緒に興味深い記事もありました。


自分らしい門出に、性的少数者の「成人式」170人/神奈川
http://www.kanaloco.jp/article/66634/cms_id/66425


「成(な)りたい人」になるで「成人式」っていいですね。