今日の松浦さん
今日は松浦理英子さんの文庫版『裏ヴァージョン』の発売日です。
「性を介在させずに、人を求める情熱の切なさ、痛ましさ、歓喜。(帯より)」
次々に書かれる短篇小説と、それに対する歯に衣着せぬ感想コメント。やがて感想は厳しい質問状となり、しだいに青春をともにした二人の中年女性の愛憎交差する苛烈な戦いが見えてくる――。
家族でも恋人でもなく、友達に寄せる濃密な気持ちの切なさ、そしておかしさを、奇抜な手法で描いた現代文学の傑作。
説明不可能なこの作品のあらすじができるなんて、、、
表紙、かっこいいですねぇ。解説もかっこいいぃ(´∀`人)♪
ソフトカバー版は以前買ったんですが、まだ途中までしか読んでません。
読んだら感想書きます。
そうそう、以前紹介した『セバスチャン』の新装版の発売が決定しました。
12月4日だそうです。
この調子でデビュー作『葬儀の日』も新装版出てくれると嬉しいんですが。
そういえば、『葬儀の日』は紹介してませんでしたね。今度やります。
それと、今日本屋に行ったら、良さげなのを見つけました。まだ買っていませんが。
「あなたが愛していたのは、誰? 好きよ―彼女はたった一言遺してビルから飛び降りた。死の影に潜む“邪悪な存在”との戦慄の闘いの果てにある真実とは。(帯より)」
「好きよ」。たった一言を残して、愛果は雪の日にビルから飛び降りて自殺した。そして愛果の同僚、薫子の周囲に愛果の亡霊の影が…。
あらすじを読むと百合の香りがしますよね。この作家さんの今までの作品を考えれば、、、
- 少女達がいた街 (憧れの女の子仲良くなる微百合)
- Riko 女神の永遠 (レズビアン女性刑事の事件&恋愛モノ)
- 聖母(マドンナ)の深き淵 (Rikoシリーズ第2弾)
- 月神(ダイアナ)の浅き夢 (Rikoシリーズ第3弾)
- 太陽の刃、海の夢 少女大陸 (女性しかいない楽園の近未来SF)
百合オチはありえる!
だけど微百合だろうな。
なぜって?
片方亡くなってるんですもん。ハッピーエンド百合はないでしょう。
読んでみたいんですが、この作家さんはいまいちスラスラと読めないんですよね。
読んだらコメントします。たぶん。いつか。