奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

ニコイチ 1巻(金田一蓮十郎)




<あらすじ>
血の繋がらない息子の前では美人でカッコいいママをしているけど、実はフツーのサラリーマンの真琴。男と女を行ったり来たりの二重の生活をしている。そんな真琴にも気になる女性がいる。ある日、その女性が電車内で痴漢にあっているのを見つけた。助けたことによって二人は仲良くなる。しかし仲良くなるのは女の真琴。どうにかして男の真琴と仲良くなりたいが、ハードルは高くなる一方。しかも……。





以下ネタバレ

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いわゆる女装ものです。


店長的女装百合理論w
女になりきってなく、格好だけが女で男丸出し。しかも相手の女の子が、女装から垣間見える男らしさにときめく、もしくは男でも女でも関係なく好きになる。→×
女になりきり、性格も女の子で男の顔がまったく出て来ない。だけどオカマさんにしか感じられない。ボクっ娘。→△
女になりきり、言葉遣いも見た目も女そのもので男の顔がまったく出て来ない。相手の女の子が、男の姿より女の姿の方が好き。→○




どっちにしろ女装百合は百合じゃねえーって人はスルーしてください。





女装時の真琴と菜摘が仲良くなるのは百合っぽいし、女でいるときの真琴は言葉遣いから仕草まで完璧女性になってて、男ver.と女ver.がはっきり別れてるから店長的に○w


男と女の脳内会議とかおもしろくて良いですv




エピソードとしては、
終電を逃してしまった真琴(女装)が、菜摘の部屋に泊まらせてもらう上に同じベットで眠ったり、
休みの日にデートしたり(こぶつきですが)、
仲が良くなっていく様はなかなか。
それに比例して会社での真琴(男)の印象が悪くなっていくのがさらに笑える。





1巻は半分くらい真琴エピソードですが、最後の最後でいい感じに話がぶっ飛びました。


ワーイ百合展開ヽ(≧▽≦)/




果たして真琴は、息子の崇と菜摘にカミングアウトすることができるのでしょうか!?