最後の制服 全3巻 (袴田めら)
- 作者: 袴田めら
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2005/06/27
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (100件) を見る
<あらすじ>
椿ヶ丘女子高の寮は誰もが二人部屋で日々を過ごしている。紡と紅子、藍と楓子もまた、同じように学園生活を送っていた。けど紡と藍がそれぞれの相手に寄せる想いはいつしか「友達」だけでは終われなくなっていた……。
以下ネタバレ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
女子寮を舞台に繰り広げられる女の子たちの恋模様。
藍→楓子
紡→紅子
杏→紡
この作品で百合作家と有名になった袴田めらさん。
絵は好みがあるかもしれませんが、かわいくてオススメです。
一巻では紡と紅子がいいですね。
クリスマスの話が好きです。
「朝目が覚めると枕元に欲しいものがある」と、子供のころ友だちに言われた紡。パーティー後、ふと夜中に目を覚ますと目の前に紅子の顔が。
この二人の今後の進展ぐあいが楽しみです。
二巻では、同じ布団で寝ることになったり、デッサンのモデルになってもらったりと、胸ときめくことはあってもみんなその先が踏み出せずにいるという展開。
二巻での店長的お気に入りは紡に片想い中の杏です。
自分の持ち物には名前を書くということで、杏は紡の名前が書いてある夏服と自分の夏服をこっそり替えてしまう。
「あたしはあなたのもの」
一途というかなんというか。発想がエロいです。
だが、そこがいい!
( ´д`)=〇)´ν゜)・;'。
あと、お風呂場で倒れてしまった紡に妄想するも何も出来ないでいる杏の「ハイエナ少女」がオススメです。
ハイエナがだれを指しているのかは読めばわかります。
ハイエナのあの笑顔が笑えました。
三巻ではついに、楓子に好きだと言ってしまった藍。突然のことで驚き、ギクシャクしてしまった二人の関係。そして季節は卒業式を過ぎ、新学期の春となる。突然の紅子の休学にショックを受ける紡。紡の知らない紅子の秘密が・・・という話。
いつも飄々とした感じの紅子が、意外と重い過去を持っていたのには驚き。
ホントなら杏推しですが、今回は紅子でwww
紡が紅子に会いに来たときに、紅子が「顔がにやける」と自分を抑えていたり、紡に片想いしてもらおうと企んでいたことを白状したりと、紡以上の想いを持っていた紅子がいいですね。
実る恋、実らない恋、別れを乗り越えて少女たちは恋をする。
店長は、紅子×紡←杏が好きなので、ここ押しですが、藍×楓子もいい感じでしたし、他にも百合っ娘はいますので、色々楽しめると思います。
全3巻です。