インディゴ・ブルー(やまじえびね)
- 作者: やまじえびね
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2002/12
- メディア: コミック
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<あらすじ>
小説家の留都は、ある日、知り合いを通じて編集者である環という女性と出逢う。環は、留都の小説の中から、誰にも教えていないある秘密に気づく。龍二という恋人がいるにも関わらず、留都は環のことが頭から離れなかった。ほしいのは彼じゃない――。
環と愛しあいながら、龍二とも寝る。積み重ねた嘘が龍二を傷つけ、環を傷つけた……。
以下ネタバレ
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最初読んだときは、レズビアンにとってこんな裏切りがあっていいはずがないと思いました。
だけど読み返してみて、自分というものを探しているルツに共感しました。
誰にも打ち明けたことのない想いだから、今度こそは、という気持ち。
そして小説家として龍二を求めた気持ち。
好みはわかれるかもしれませんが、是非とも読んでもらいたい一冊です。
個人的に、ルツの書いた染職家のYと女子大生の一夜を描いた作品が読んでみたいかも。
Yの青く染まった指に・・・って、なんだか官能的でいいですよね。
Yはいつも「Y」であり、「彼」ではない。
果たしてYは男性なのか。
おもしろそう(´∀`人)