白いバラの乙女(江平洋巳)
- 作者: 江平洋巳
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/05/25
- メディア: コミック
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<あらすじ>
この女の園においては美しさこそすべて。傷つけあうことも、彼女たちの友情の証―――。
ミッション系のお嬢様学校に通う高校3年生の美子は、噂話とつまらない仲間意識に満ちた女ばかりの園で退屈な日々を過ごしていた。そんなある日、女生徒同士の心中事件があったという閉鎖中の旧講堂で、学園の女王・月子と出逢う。翌日、月子から友達になってほしいといわれるが、そこには彼女のある策略があった……。
以下ネタバレ
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『はじまりはハロー』の作家さんが、百合作品を描くとは思いませんでした。
少し変わったタッチなんですが、そのタッチが雰囲気を出していて良い。
「にべもなく切り捨てた後、にこやかに笑ってみせる。なんなのこの人。ぞくぞくしちゃう」
ホントです。
威圧的な月子さんの笑顔がよかった。
しかし百合度が判定しづらい。
先に百合作品と言っててあれなんですが。
美子も月子さんも、お互い惹かれているようにも見えて、前半はいい百合展開だったんですよ。
ですが、
友情?
互いの中に自分を見ていただけ?
よくわかりません。