奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

映画・プライド

昨日、初日を迎えた映画『プライド』を見てきました。
うちの会社でポスターを少し扱ったみたいで、映画担当の先輩がチケットをもっていて、少し分けてもらいました。
主要メンバーによる舞台挨拶付きという貴重な日に行かせてもらいました。




いやぁ〜行ってよかったです。
見てよかったです。
多少ネタバレありですが、感想が言いたくてしょうがないです。





過激なふたり、歌劇なバトル
『プライド』公式
門の三田音大4年生の史緒(ステファニー)の住む豪邸に、ハウスクリーニングのアルバイトで、二流大学である千住音大3年生の萌(満島ひかり)が訪れる。自分の部屋にグランドピアノがあるほど裕福な史緒は、萌に5万円のオペラのチケットを渡してオペラに出掛けるが、会場で格差を思い知った萌は思わず激しい嫉妬を史緒にぶつけてしまう。




金持ちの史緒と、貧乏な萌のオペラという夢をかけた戦い。


ふつう、貧乏人が健気に夢に向かいひたむきに頑張る、って感じじゃないですか。
だけどこの作品は、主人公が金持ちで、貧乏人の方がかなり貪欲に迫ってきて手に入れるためならどんなこともしてみせるというガッツがあるところが最高!



オペラのコンクールで、二曲目を歌ったときの萌には痺れましたね。
決勝のところだけは吹き替えらしいですが、
黒いドレスに身を包み、ダンッと足を踏みしめ、両手を広げて歌う姿には圧巻。




映画・デスノートで、月の妹役をやっていた満島ひかりがいい演技してました。
通常時は、卑屈で地味な感じがするんですが、ひとたびスイッチが入るとものすごい顔で凄むんですよ。
新山千春とのシーンなんかは、ホラー並みに怖かったです。





原作を知らなかった店長は、途中でポップ歌手になろうとし始めた史緒と萌に、へ?って感じだったんですが、
それはそれで。







やっぱり女同士の愛憎劇はおもしろいですね。
まるで恋をするように相手を憎むって感じです。
ねっとりと、それでいてばっさりと相手に向かう姿がいいです。
店長の大好きな、「精神的な関係」って感じがしました。




百合ではありませんが、女同士のバトルを描いたこの作品、
とにかく見てもらいたいです(≧∀≦)