奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

おまかせ精霊 3巻(青本もあ)



<あらすじ>
他力本願の心に応えて現れる精霊たち。その精霊を召喚できる任田たちは、精霊の居場所をつくるために「精霊研究会」を発足。そしてついに5人目の会員・似鳥さんが加わったことにより部室ゲット!のはずが、ちょっと予定とは違う展開に。しかしそんなことではめげない他力本願メンバー。精霊たちと仲良く過ごすために……。





以下ネタバレ

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今回は表紙にもなっている似鳥さんとその精霊・リンのエピソードが満載でした。
精霊研究会のメンバーと仲良くしようとがんばったり、自分の分身のはずのリンが自分と正反対であることに戸惑ったり、というエピソードです。


ホマレと讃井のエピソードもあったんですが、似鳥さんとリン、我妻先輩とヨリのエピソードの方がけっこう意味深だったように感じられました。



「精霊はマスターに恋をする」
とても近くて大切な存在なのに、それはマスターが望んでいる形だからかもしれない。



他力本願ののんびりコメディの中に潜む伏線はなかなかおもしろいです。





主人公の任田が、百合展開をする上でちょっとウザいですが。