難しい
8月のお盆前に、オカンから乳ガンかもしれないと聞かされた。
町で受けた診断で、マンモに影が映ってたらしい。
レントゲンを見してもらった。
でもまあ、昨日、大きな病院でちゃんとした検査を受けたオカンから、「間違いだったかも」というメールをもらった。
ここからはスルー推奨。
その、「間違いかも」というメールを昼と夕方にもらった。
昼の段階では仕事があるからと我慢できたが、夕方はダメだった。
店長、安心して泣いてしまった。
正式な結果はまだ出ていないから、大丈夫とは言えないけど、希望が見えた気がして泣いてしまった。
オカンにそんなことを言ったら、「あんたに相談は出来ないね」と言われた。
オカンには分からないよ。
12で父親死んで、この歳で母親までいなくなるかもしれないという怖さ。
するとオカンは、「あたしだって怖かった。あんたたちを残していくのが」と言った。
「残して消えてしまう怖さ」
「残されて生きていく怖さ」