気になる文芸
百合文芸って、なかなか見つからないんですよねぇ。
女性同士の関係を描いてる作家といえば、中山可穂さん、松浦理英子さん、森奈津子さん。
しかし皆さん、寡作の作家さんばかり。。。orz
なんかオススメはないですかねぇ。
今、店長的に気になるのは、永嶋恵美さんの2月3日に発売された新刊『W−二つの夏』。
永嶋恵美さんと言えば、レズビアンの登場するミステリー『彼方−ニライカナイ−』を書いた作家さん。
読んだことはありませんけど。
新刊のあらすじは、
一人暮らしのナナミ、元ヤンキーのクニコ。ある日、クニコがカフェでメールを送ったところ・・・。
ドメスティック・サイエンスの旗手が放つ驚愕の書き下ろし長編。
こんな感じです。
前の作品のこともあったんで、女性同士の友情くらいは期待したんですけど、、、
パラ見した感じではあまり期待できませんね。
帯の褒め言葉が気になるんで、作品として楽しみたいと思います。
それと気になるのは、村田沙耶香さんの2月28日に発売される新刊『星が吸う水』。
あらすじは、
自分が女だとういうことが、だんだん遠ざかっていく。精神は肉体をもてあまし、潤うことも充足することも叶わない。
男と女、女と女が対となって描かれる作品集。
短編集っぽいですね。
一つくらい百合な話があればいいなぁ、などと期待してみます。
まだ一度も読んだことのない作家さんですが、『ギンイロノウタ』が新聞で紹介されているのを見たことがあります。
作品としても、ちょっと楽しみです。