ポエトリー、セックス

ポエトリー,セックス [DVD]

<あらすじ>
“あなた”への淫らな想いを綴った詩を残して女子大生ミッキーは失踪した。日記、詩集、人形、ビデオテープ…。捜査する女探偵ジルの前に、明らかにされるミッキーのもうひとつの顔。一方ジルは捜査中に知り合った、ミッキーの詩の担当教官ダイアナに強烈に魅かれていく。ダイアナには年下のハンサムな夫ニックがいたが、ダイアナもジルの愛に応える。そんな時、ミッキーが腐乱死体となって発見された…。誰がミッキーを殺したのか？事件と詩のつながりは？

以下ネタバレ

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主人公・ジルのモノローグが所々に入るんですが、吹き替えより字幕の方が雰囲気でますね。
文字で見た方が淡々とした雰囲気が出ます。

ミッキーの学校を調べるジルが、ミッキーの先生・ダイアナの授業に偶然立ち会わせる。
「彼女の中で何かの種が芽生え…」
とダイアナが読み上げる詩の内容が、ジルの心情を表してるんでしょうね。
年上で知的な雰囲気のあるダイアナに惹かれるジル。
28歳が好きになるには、ちょっと年上な気もしますが。

ダイアナとジルが日本食を食べてるのがちょっと不思議でした。
松尾芭蕉にインスパイアされた作品だから、あえて日本食を出したんでしょうかね。

その後、ダイアナと何度も会うようになったジル。
あっという間にダイアナに惹かれるジルだが、ダイアナには年下の旦那が。
ジルが自分に気があるのを分かりつつ、旦那を紹介したダイアナの心理はなんでしょう。

ダイアナと結ばれ、その余韻を感じていたジルの元へ、ミッキーの死体が見つかったという報告が。

元同僚がなんともムカつくなぁ。
「消えな、レズ」とかって何かと突っかかってくるし。
ジルの最後の事件で対立したとき、同僚にこめかみにケガをさせられたとか。しかし、キズの存在に気が付かんかったｗ

事件を調べる最中に所々入るジルとダイアナのベッドシーン。

ジルって着痩せするね。
髪型のせいか、スレンダーなイメージがあったけど、ベッドシーンだとけっこうふくよか。

お風呂でダイアナがジルの足の毛を剃ってあげる場面なんかもあります。
足の毛は剃っても、脇の毛は剃らないんですね。
処理された自分の足を撫でて、ダイアナを思い出すってのがなんか良いです。

ミッキーの書いた詩を見つけたジル。

私は穴、あなたは杭
死ぬまで愛してる
たとえその杭に
殺されたとしても

ミッキーの相手とは？

行為の最中に首を絞めたり、意地の悪い言葉をかけたり。
知的で大人の雰囲気のあったダイアナですが、なんだか段々と強気で支配的な女性に見えて来てしまいます。
ジルがダイアナに感じた魅力はよくわからないっすね。

これ以降は事件のネタバレになるので、真犯人が気になる方は、DVDを借りてきてください。

数回あるジルとダイアナのベッドシーンは、正直、いらないんじゃないかとも思ってしまうんですが、これが後々ポイントになるんで、なんとも言えないですね。

話としてはまあまあ面白かったです。
こうゆう内容なので、ラブラブハッピーエンドにならないのは分かりますよね？
孤独な女探偵の恋愛だと思ってください。

どこのサイトを見ても、あまり評判が良くない作品なので、店長も２回目に観たら、そう感じるかもしれませんねｗ