奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

村田沙耶香さんの新刊

小説の単行本の情報って、なかなか入って来ないんですよね。
本屋に行って、「あ、出てる!」ってことがしばしば。
しかもよく使っていたネット通販のやつが、キーワード検索に引っかかりづらくなって、余計に新刊情報が入りづらくなりました。
前だったら、「レズビアン」「女同士」「女子校」「女友達」など、それっぽいキーワードで検索すると、百合レーダーに反応するような作品が出てきてたんですけど。
リニューアルしてから全然使えなくなりましたよ、あのネットショップ( ´д`)、



まあそんな話は置いといて、店長が最近注目している作家さん、村田沙耶香さんの新刊が出ておりました。


『ハコブネ』<あらすじ>
セックスが辛く、もしかしたら自分は男なのではと思い、男装をするフリーターの里帆。
そんな曖昧な里帆を責める椿は、暗闇でも日焼け止めを欠かさず肉体を丁寧にケアする。
二人の感覚すら共有できない知佳子は、生身の男性と寝ても人間としての肉体感覚が持てないでいた――。
十九歳の里帆と二人のアラサー女性。
三人が乗る「ハコブネ」は、セクシャリティーという海を漂流する。(帯より)



『星が吸う水』に続いて、セクシャリティーを題材にした作品のようです。
『星が吸う水』が気に入ってる店長は即購入。



性別のないセックスを求める里帆。
女であることに固執する椿。
物体として生きることを選んだ知佳子。
三人が乗った見えない「ハコブネ」。



百合作品かどうかは分からないですけど、セクシャリティーの話をするのは興味があります。
読み終わったら感想載せたいと思います。