奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

名古屋追記

そういえば名古屋行ったときに、友達にアレやコレや話しちゃいましたね。
話す時間がたっぷりあったから、いろんな話しをしました。
ブログ内にも書いてないことや親友にも言ってない話とかw
まぁ、旅先で開放的になってたといことでw


いや、普段からけっこうぎりぎりネタを喋ってる気がするなw
少しは自重しないといけませんね。



大学時代の話がけっこう上がって、当時読んでた本とか思い出しちゃいましたw



中山可穂さんの「マラケシュ心中 (講談社文庫)」(レビュー
この作品の中で出てくる、
『恋がいつか必ず終わるものなら、わたしたちは恋人同士になるのはやめましょう。何も契らず、何も約束せず、からだに触れ合わず、それゆえに嫉妬もない、いかなるときも自由で、平明で、対等な関係のまま、いつまでも離れずに、この世で最も美しい友になりましょう。』
という言葉が何度も頭に浮かびます。



いつか終わりの来る恋人よりも、ずっと一緒にいられる友人でいましょう。



恋はやっぱりいつか終わってしまうんですかね。
だったら、一生友達でいた方がいいんでしょうか。
他の誰かと手を握るその人を傍で見つめ、応援して、祝福して。
握ってもらえないこの手で、その人の背中を押すんですよね。
ずっと傍にいられるけど、ずっとその手を握ることはないんですよね。
それでも幸せなのかな?



店長は大学時代、それでめっちゃ悩みましたけどw
他に好きな人がいるのに、別の手を握りたいと思う不誠実者ですがw
どの手も握れないと分かっていたから、離れられなかったんですけど。




マラケシュ心中」もいいんですが、店長的に中山さんの作品の中でお気に入りは「感情教育 (講談社文庫)」(レビュー)です。
こちらの作品も、切なくて堪んないです。



「前世から契りあった恋人はあなたですか?今度こそ永遠に契りあうために、あなたはそこで待っていてくれたのですか?」



運命的な出逢いって憧れますよね。
レビュー読み返してみたら、こっちでも恋を友情に変えられないかと言っているシーンありましたw
女同士の想いって、友情か恋か難しいですよね。
境界線があやふや過ぎる。



しかし、一生一緒に居たいって思える相手ってどんな感じなんでしょう。
もっと一緒に居たい、明日も会いたいって思える相手が一生一緒に居たいって感じなんでしょうか。
いや、ちょっと違うか?
恋愛レベル初期装備の店長には難しい話っす。
本はたくさん読んでるんで、妄想力だけは魔王並みなんですけどw




まぁ何はともあれ、つらい恋をしたことがある人は、中山可穂さんの作品を一度くらい読んでみてください。
共感できるとこがあるかもしれません。
ただし、傷口をえぐられる覚悟をしてw