奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

結婚しました

店長が生まれる前から家族ぐるみで仲良くさせてもらってるとこの長女が結婚しました。
店長より6歳年上のお姉さんです。



結婚式には店長と店長母が呼ばれ、知らない人達に囲まれると気まずいだろうからと親族席に置かれたw
久々に会う幼馴染みたちw
親族席は新郎新婦から一番遠い席なので、食事を楽しみながらみんなでお喋り。



すごく良い式でした。
友達や仕事場の人達、家族にたくさん愛されてるのがすごく伝わってくる素敵な式でした。
個人的に、葬式でその人がどれだけ周りから愛されてるか分かるもんだと思ってましたが、結婚式もすごく分かるもんですね。
みんなが笑顔でその人の幸せをお祝いしてくれるんですね。
数年前に友達の結婚式をやったときは色々とゴタゴタがあって、そんなことを感じる余裕なんてなかったんですが、今回はとても幸せをお裾分けしてもらいました。



店長母がお姉ちゃんの姿を見て泣いてました。
なんか感極まってしまったようです。
「お姉ちゃんでこんな風に泣いちゃうなら、店長が結婚するときは式が始まってからずっと泣いちゃうかも」って。
「そうだね」としか答えてあげられないですよね。
9年前に行われた兄の結婚式では泣かなかった母が、お姉ちゃんの姿を見て何度も泣いてました。
友達の結婚式でも思ったんですが、私は親に結婚という当たり前の幸せを見せてあげられないんだなって。
正直、「当たり前」という言葉はくそ食らえだと思ってます。
両親が揃ってるのが当たり前、男女で付き合うのが当たり前、結婚するのが当たり前、家族がみんな仲良しなのが当たり前、どれもくそ食らえです。
当たり前って誰にとっての当たり前だよ?
誰が決めたの?
でも、その当たり前が当たり前のようにある人生を歩んでたら何か違ったのだろうかとふと思うときがあります。
当たり前以外があるなんて思いもしない人生。
楽でしょうね、何も知らないのは。



って、いくら思ったって仕方ないんですけどね(^_^;)
全部受け止めて生きてく決心はもうしてあるんですから。
ごくたまに羨ましいと思ってしまうのは、人間だから仕方ないと思ってます。



今回の結婚式で、母が店長に早く結婚してほしいと思わないといいなぁって思いました。
「店長も結婚式やるかしら?」
「どうだろ?」
「あんまり年齢いってから結婚するなら写真だけってパターンもあるかしらね?」
「ああ、写真ってのはいいね」
「写真かぁ…」
「そういやディズニーランドのホテルで結婚式あげられるそうじゃん。身内や友達だけの。それでもいいんじゃない?」
「ディズニーランドじゃ高くない?」
「さあ?値段は知らない。まぁディズニーランドそんなに好きじゃないんだけどねw」



同性婚の代わりに、彼女とウェディングドレスを着て写真撮るのもいいですよね。
ディズニーランドのホテルで同性同士の結婚式をやってくれたって記事を読んだことあるので、それでもいいです。
結婚は出来ないけど、写真や身内だけのパーティーくらいは出来るので、ほんの少しの逃げ道を作らせてもらいました。
結婚できなくても、店長のことをうんと愛してくれる人を見つけるから。




暗いことも書いちゃってますが、本当に素敵な式でした。
あんなに愛に溢れた結婚式は初めてです。
楽しかった(*^^*)