奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

世界は――

そういえばふと思い出したんですが、先日のお花見の時に後輩が焼き鳥を焼きながら他の肉の準備をしていたので、勝手に焼き鳥をひっくり返したりしていたら、
「あ!すみません!」
「んー、自分の食べたい分やってるだけだからいいよー」
「いえ!私店長さんにこういうのはやらせちゃいけないって決めてるんです!」
「なんだそれ!そこまでお嬢様じゃないよ!」
と会話してて、パッと見おとなしい系に見える店長をお姫様扱いでもしてるのかと思ったんですが、これよく考えたら「親分にそんなことさせられない!」という子分目線だったのだろうか。。。



そんな話はいいとして、
たまに見に行ってるみやきちさんの『石壁に百合の花咲く』というサイトさんで面白い記事が載ってました。
このサイトさんLGBTのニュースやビアン作品のレビュー書いてくれているので参考になります。




「男同士のキスシーンに苦情。劇団が出したパーフェクトな回答とは?」
http://www.ishiyuri.com/entry/2014/04/09/021510



そして最後のコメント欄に書いてあったという「注意:世界は――同性愛を含みます」。も素敵ですw
そうなんですよね、そこにいるだけでなんでギャースカギャースカ言われなきゃなんないんでしょう。
「我々はすぐそばにいる」と誰かが言っていたような気がしましたが、誰でしたっけね?
しかし改めて「すぐそばにいる」っていうと人間に紛れて生きる妖怪か宇宙人っぽくて嫌ですねw
昔は好きなフレーズだったんですがw



それともう一つ。
「あなたがレズビアンと会うとき:ヘテロ女性へのヒント」
http://www.ishiyuri.com/entry/2014/04/10/113309



これは笑ったw
「彼女が男嫌いだと決めつけてはいけません。しかしながら、彼女は男性がいるであろうイベントには出席したくないと思っているかもしれません。」っていいな。
男嫌いじゃないけど、合コンとか誘われても面白くないんだよねって感じです。
合コン行ったことないけどw



あと「彼女が男のように扱われたがっていると決めつけてはいけません。」はビアン同士でも言えるかもしれません。
男性みたいに扱われたいビアンもいますが、みんながみんなタチだからって男になりたいわけじゃないんですよね。
前に友達がネコのお姉さんとご飯に行った時に「タチなんだから奢ってよね」と謎のセリフを吐かれたそうです。
ネコとかタチ以前に一回り近く年下に奢らせるのはいかがなものかと思う。
まして友達は当時学生だし。



働き出すと男女で給料がけっこう違うから、男性が払ってくれるのは非常に助かります。
「そんな、悪いですから自分の分は払いますよ!」は礼儀として1回言った方がいいらしいです。相手によっては2回言った方がいいらしいです。
出してもらったあとは「やっぱり払います」なんてしつこく言わず、笑顔で「ごちそうさまでした。美味しかったです♪」と言うのがお互いが気持ちよく帰れる方法だと社会に出て知りました。



でも女性同士だとそうもいかない。
大手会社のキャリアウーマン相手にするならともかく、大抵はそこまで給料に差はないと思います。
だから割り勘で勘弁してください。
年上が少し多めに持つくらいはしますから。




……(°д°)
話が逸れたせいで、もともと何を言いたかったのか忘れました。
セクマイの話ついでに、前に読んだエッセイについて何か言おうと思ってたんですが、軌道修正が効かなくなりましたw
疲れてるのかな。
仕事が暇だと余計に疲れるので困ります。
めちゃくちゃ働いて疲れるのが好きだとか思っちゃうあたり仕事人間。
まぁ昔に比べると忙しさの質が違うので、そこまで大変じゃありませんが。



唐突ですが、今、中山可穂さんの『ジゴロ』を読み返しています。
家庭を持っていた女性との大恋愛の末に結ばれたが、仕事人間の彼女に構ってもらえず、夜な夜なギター片手に新宿二丁目で歌っては女性を誘惑する主人公の話です。
ただひとりの女を愛し続けるために、百人の女と寝ることもある……。
この作品あまり好きじゃなかったのですが、読み返すといろいろと感慨深いものがありますね。
うん、なんていうかね、好きな人の好きな飲み物を選んで飲んで、会えないのを気分紛らわしてるイタい自分がいたりね。
しかもその飲み物そんなに好きじゃなかったりねw



女々しくて嫌になりますorz
友達とかには番長だのドSだのと言われるのに、好きな人には何も言えない不器用さがもう、、、orz



ただひとりの女を愛し続けるために、百人の女と寝ることもある……。