ドラマ「続・最後から二番目の恋」
今シーズンのドラマで百合っぽいのは「花子とアン」だけかぁと思っていたんですが、そういえば「続・最後から二番目の恋」にも百合キャラいましたね。
主人公たちが賑やかに騒いでるから忘れてました。
昨日久々に「この方に恋してます」と言ってて、「あ、そうだ。女性に片想い中でしたね」って気分になりました。
昨日最終回を迎えましたフジテレビドラマ「続・最後から二番目の恋」。
神奈川県鎌倉市を舞台に、けっこうな年齢の大人たちが恋とか仕事とかにあれこれする話です。
以前、こちらとこちらに紹介文を載せました。
簡単に説明しますと、主人公・千明(小泉今日子さん)が、和平(中井貴一さん)の家の隣に引っ越してきて、和平のいる長倉家の人達と仲良くなる話です。
最初は長倉家の次男・真平(坂口憲二さん)と恋人になり、真平の双子の妹・万理子(内田有紀さん)も千明のことを好きになってしまったり、いろいろあって真平とは破局して、万理子の片想いは継続中って感じです。
ナチュラルにいるから忘れがちですが、万理子はずっと千明に片想いしてたんですよねぇ。
スペシャルドラマ「最後から二番目の恋 2012秋」でも思い出したように「千明様に恋しておりますが…」と言っていたし。
恋人にはなれないけど、仕事上のパートナーになりたいと宣言してました。
百合度はシーズン1の方があったように感じますが、千明ラブの万理子の気持ちが変わらないのなら、2も百合度はまぁまぁってことですよね。
昨日も「私はこの方に恋をしております。叶わぬ恋です。片想いをしている人のそばにいられることはとても幸せなことなのですが、同時に好きな人を幸せにできない切なさもあります。しかし恋とは切ないもの。なので片想いをしている間はずっと恋をしていられるというものです」みたいなことを言っていました。
セリフ長いのでうろ覚えですがw
そうなんですよねぇ、好きな人を自分の手で幸せにしてあげられないのはツライです。
好きな人には幸せになってもらいたい。
そして出来れば自分がその人を幸せにしてあげたいって思うものです。
千明は万理子の気持ちを拒否しないとこがいいです。
同じ気持ちにはなれないけど、その気持ちは嬉しいと受け止めてくれます。
だから「さっき幸せにできないって言ったけど、自分のことを好きだと思ってくれる人がそばにいてくれると、頑張ろうって気持ちになれるんだよ」って言ってくれます。
幸せにできないかもしれませんが、好きな人の心にほんのりと灯りを照らすことが出来たら嬉しいですね。
片想いってそんな気がします。
好きな人が別の人の手を取った瞬間、めちゃくちゃ苦しいですけどねwww
世の中綺麗事ばかりじゃなく、ほんのりと灯りを照らせればいいと思う場合と、激しく照らして乱したいと思う場合もあります。
激しく燃える炎に引き寄せられる蛾の如く、自分の身が滅ぶとわかっていても、その炎に触れることをやめられない。
そんな恋っていいですね。
そのくらい誰かに愛されたいっす。
性格的に激しく燃えるとか無理ですけどw
好きな人にはとことん弱いですw
あ、蛾とかやだわぁって思う人いるかもしれませんが、速水御舟の「炎舞」って絵がめっちゃいいんですよ。
炎に引き寄せられ激しく舞い踊る蛾の日本画。
絵はこんな感じ→http://www.yamatane-museum.or.jp/collection/11.htm
この絵好きです。
日本画特有の静けさがあるのに、炎の激しさが伝わってきます。
話ズレちゃいましたが、いろんな形の恋がありますねってことでw