映画「ストーンウォール」
先日『ハンズ・オブ・ラヴ』を見に行きました。
病気ものなのでやっぱり泣いてしまいますね。
今年はあと1本セクマイ映画があります。
12月24日(土)より、
ストーンウォール
新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー!
公式
http://www.stonewall.website/
<あらすじ>
「インデペンデンス・デイ」シリーズで知られるローランド・エメリッヒ監督が、1969年にニューヨークでの事件を発端に巻き起こった、同性愛者たちの権利運動「ストーンウォールの反乱」を、実話をもとに描いた人間ドラマ。69年当時「精神病」扱いされ、忌み嫌われていた同性愛者たちの憩いの場「ストーンウォール・イン」。ゲイであることが発覚し、両親や恋人にも見放され、故郷のインディアナ州を追われるように、ニューヨーク・グリニッジ・ビレッジのクリストファーストリートへとやってきたダニー。この街に暮らすレイはゲイのギャングを率い、美しさを武器に体を売って暮らしていた。レイに迎え入れられたダニーは、陽気にたくましく生きるゲイやレズビアン、ドラァグクイーンたち、政治活動家のトレバーとの日常に溶け込んでいくが……。
映画『ストーンウォール』は、ストーンウォールの反乱を元にした作品です。
ストーンウォールの反乱は、1969年6月28日、ニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン (Stonewall Inn)」が警察による踏み込み捜査を受けた際、居合わせた「同性愛者らが初めて警官に真っ向から立ち向かって暴動となった事件」と、これに端を発する一連の「権力による同性愛者らの迫害に立ち向かう抵抗運動」を指す。この運動は、後に同性愛者らの権利獲得運動の転換点となった。
(- Wikipediaより)
公開場所は以下の通りです。
- 12/31(土)〜 大阪・シネリーブル梅田(http://www.ttcg.jp/cinelibre_umeda/)
- 1/14(土)〜 宮城・桜井薬局セントラルホール(http://www.sakura-centralhall.jp/)
- 1/21(土)〜 愛知・名古屋シネマテーク(http://cineaste.jp/)
- 2/4(土)〜 沖縄・スターシアターズ ミハマ7プレックス(http://www.startheaters.jp/mihama7plex/)
京都・京都シネマ、岩手・盛岡中央映画劇場、順次公開予定。
こうやって立ち上がってくれた人たちがいたからこそ、今の時代がマシになってるんですよね。
あくまで「マシに」ですけど。
すごくいい題材なのに、非難がけっこう上がっています。
その理由は以下のサイトを参照してください。
映画『ストーンウォール』が史実を無視しシス白人男性をヒーローに。ボイコットに2万人が署名 −石壁に百合の花咲く
http://www.ishiyuri.com/entry/2015/08/13/stonewall-film-upset-lgbt-community-by-whitewashing-and-trans-erasure
日本公開が決まった映画「ストーンウォール」の問題点〜ゲイ監督はPRIDEパレードの起源”ストーンウォール”の反乱の史実をなぜ歪めたのか?
http://life.letibee.com/stonewall-2/
史実と違うことが描かれているのは納得いきませんが、内容は気になるので見に行こうかなとも思っています。
今月見るものたくさんあるんですけど。。。
今まで実話を元にしたLGBT映画は以下の通りです。
もっとあるとは思うんですが、ぱっと思い出せるのはこんな感じです。
1970年代、アメリカでマイノリティのために戦った政治家ハーヴィー・ミルクの人生最後の8年間の物語。
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1990年代、ブランドン・ティーナとして知られる、ネブラスカ州で殺害された実在の人物の人生を描く。
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1970年代のニューヨークのブルックリンでゲイの男性が育児放棄された障害児を育てたという実話に着想を得て製作された。
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1984年、イギリスで炭鉱労働者たちがストライキを起こした。それを応援すべく、レズビアンとゲイの活動家グループが炭鉱夫の家族のために募金活動を始める。
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以前見に行ったドキュメンタリー映画『ジェンダーマリアージュ』の長編映画を製作するかもという噂を耳にしました。
この映画はわりと最近の話なので、なかなか感慨深いと思います。
ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~ [DVD]
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2008年、カリフォルニア州で同性結婚を禁止する「提案8号」(Proposition 8) について住民投票が行われ、可決された。同性同士の結婚は禁止され、結婚は男女に限られることとなった。
2013年、サンフランシスコ連邦高裁は、住民投票に基づいてカリフォルニア州内での同性婚を禁止した州法の規定を無効とすることを決めた。これにより同性婚賛成派勝訴の判決が確定、即日同性婚の受付が再開された。
2015年、合衆国最高裁判所は「法の下の平等」を根拠に、全米で同性婚を認める判決を下す。(9人の裁判官のうち5人が同性婚を支持、4人が反対)
『ジェンダーマリアージュ』も『ハンズ・オブ・ラヴ』も、つい最近の出来事なんですよね。
いろんな人たちがいて、たくさんの勇気と犠牲があって、今があるんだということがひしひしと感じられます。
アメリカで同性婚が決定したことがどれほど喜ばしいことか。
先日、俳優の成宮寛貴さんが突然芸能界を引退しました。
薬物疑惑とともに、セクシュアリティについても取り上げられています。
人気俳優がゲイかもしれないということで、たくさんの人がいろんなことをネットで書いています。
日本がセクマイについてどう思っているのかが伝わる日々です。