奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

「方子と末起」のやつ

以前、とある百合サイト様で紹介されていた、小栗虫太郎さんの「方子と末起」。
昭和初期に書かれたエス小説。


読んでみたいとは思っていたのですが、何せ書かれたのが1938年。。。orz


図書館などに置いてある『航続海底二万哩 小栗虫太郎全作品 8』に収録されてますが、
出禁の場合が多かったり。。。



しかーし!


偶然にも見つけました、

恋は罪つくり (光文社文庫)

恋は罪つくり (光文社文庫)



これが唯一購入可能の「方子と末起」!


いや、「小栗虫太郎全作品」も買おうと思えば買えるんですけど、7,350円もする本を買える本とは言えない。。。orz



恋愛によって繋がれるか、罪によって結ばれるか。恋愛関係も、犯罪の被害者・加害者の関係も非日常の特別なもの。
人気ジャンルの双璧、恋愛小説とミステリーは深いところで通じ合っている。
鮮やかに描かれた、その絶妙なる融合。
夏樹静子、小池真理子篠田節子唯川恵恩田陸、柴田よしきをはじめ、華やかな顔ぶれによる傑作短編を一冊に編む豪華アンソロジー




ということで、アンソロジーの一つとして収録されてるんですよね。


読んでみたいなぁ。。。
なかなかいいエス小説だと聞くんですよねぇ。





そういや、この小栗虫太郎さん、他にも百合と噂される作品を書いているらしいです。


『完全犯罪 小栗虫太郎全作品 2』収録、「白蟻」

『屍体七十五歩にて死す 小栗虫太郎全作品 7』収録、「絶景万国博覧会」、「紅毛傾城」




まあ、噂なので、どこまでの百合ぐあいかは分かりませんが。