blue(魚喃キリコ)
- 作者: 魚喃キリコ
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2007/04/24
- メディア: コミック
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<あらすじ>
「あの頃のそれ等が もし色を持っていたとしたら それはとても深い青色だったと思う。(本文より)」
海の匂いがする女子校に通っている桐島は、前の席に座る遠藤と友達になりたいと思っていた。二年のときに停学になったことがあるという遠藤を、友人たちは話しにくいと言っているけど。そしてある日、桐島は遠藤をお昼に誘った。遠藤のことを知っていく度、遠藤に近づきたいと思うようになり……。
以下ネタバレ
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思春期の一時的な感情ではなく、はっきりとした恋心。
「それは発作に近かった。何を言っているのか、自分の声をきいてはじめて気がついた。『あたし、遠藤のことが好きなんよ』」
切ないですよね。
遠藤の前の男に嫉妬したり、遠藤の友達に嫉妬したり。
全体的に白黒で、淡々とした雰囲気の絵なんですけど、じわりじわりとくる、激しさと切なさがすごいです。
高校生という限られた時間の青い日々。