荊の城
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2007/12/21
- メディア: DVD
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<あらすじ>
19世紀半ばのロンドン。17歳になる孤児スウは、下町の故買屋の家に暮らしていた。ある冬の晩、彼女のもとに顔見知りの詐欺師がやってくる。さる貴族の息子というふれこみで、<紳士>とあだ名されている、以前スウのスリの腕前を借りにきたこともあった男だ。
彼はスウにある計画を持ちかける。とある令嬢をたぶらかして結婚し、その巨額の財産をそっくりいただこうというのだ。スウの役割は、令嬢の新しい侍女。スウはためらいながらも、話にのることにする。
スウが侍女として入ったのは、俗世間とは隔絶した辺鄙な地に建つ城館。そこに住んでいるのは、スウが世話をする令嬢、モード。それに彼女の伯父と使用人たち。訪ねてくる者と言えば、伯父の年老いた友人たちだけという屋敷で、モードは親しい友人もなく、蔵書狂の伯父の手伝いをして暮らしていた。他に話し相手もないそんな環境で、同い年のスウとモードが親しくなっていくのは当然のことだった。その背後で、冷酷な計画を進めていようとも。
計画の行方は? 二人を待ち受ける運命とは?
以下ネタバレ
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海外百合ミステリーとして有名な『荊の城』の映像化です!
映像綺麗ですねぇ。
肌の色がすごく綺麗に映ります。
そこかよ( ´д`)=〇)´ν゜)・;'。けっこう重要ですよ
本編もすごくよかったです(^^)
ディスク1は、原作の第1章分をやっており、モードと紳士の結婚式あたりまでです。
個人的にかなり重要に感じられた「いい子」のセリフはないんですが、スウとモードが一緒のベットで眠るようにはなるところはあります。
やすりで歯を削るシーンは、スウとモードが見つめ合っちゃったりして、
なんかちょっとえーろーいー。
構成GJ(≧ω≦)b
原作を読んであると、お互いの視線の意味がわかって身悶えしてしまいますよね。
写生で居眠りしてしまったスウを見つめるモードの視線の意味とか。
原作を読了の方はわかると思いますが、雷に怯えて抱き合うところではお互いすでに・・・
なんですけど、映像だと展開が早すぎてわかりづらいッスね。やはり原作を読んでからの方がいいのかも。
でもカメラワークはいいです。
「結婚式の晩、妻はなにをすればいいの」
キタキタ( ´艸`)
ディスク1の50分くらいで始まりますよ。
策略家なモードがかわいい!
キス長っ!
暖炉の火が雰囲気出してますよ。
(´∀` )ニマニマ
・・・あれ?「あたしの真珠」で訳してくれないんですね。
「きれい」と訳しちゃったんですか。
あのセリフすごく好きなんですが、、、
ああだけど、朝の光でモードの胸のキスマークがはっきり見えるシーンはいいですね♪
そして結婚式の夜のスウとモードのやり取りが最高ですよね。
ギクシャクする二人が切ないんですが、萌えるシーンでもあります。
そしてちらりと見えるモードの白い肌に釘付けでs( ´д`)=〇)´ν゜)・;'。
ディスク2は第2章、第3章の部分です。
後半はオチへと繋がるので詳しくは書きませんが、モード視点もいいですよね。
うひゃー絵の具のシーンやってくれましたよ♪
ディスク1では伝わりづらかったモードの視線の意味とか。
同じシーンなんですが、若干カメラが変わっているから、さらに楽しめます。
っていうかモノローグが入るから余計心情がわかって萌える。
やっぱりこの作品いいですわ。
スウとモードの蜜月とも言える、最初のラブエピソードがないのはちょっと残念でした。
え?どこって?
あれですよ、さっきも言いましたが、
眠れないモードに「いい子」と言って寝かしつけたり、スウがモードの冷えた手足に息をかけたり、卵があまり好きじゃないモードにコンソメスープを持ってきたり、その他にもいろいろ。
どうしてスウがモードを好きになったか、どうしてモードがスウを好きになったかというエピソードがもうちょいほしかったです。
が、そうゆう細かいところは原作で楽しむとして、スウとモードのシーンは綺麗に描いてくれてますし、作品としてはすごいよかったです。
衣装とか街の風景とか雰囲気出ていますし、キャストもめちゃくちゃいいです。
3時間の大作!原作とともに楽しんでください(^^)