奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

さようなら、美しい人 全2巻(藤井みつる)


さようなら、美しい人 1 (フラワーコミックス)

さようなら、美しい人 1 (フラワーコミックス)



<あらすじ>
中3のときにいじめを受けた凛。同級生はみんな人間以下、虫同然だと思うことでいじめに耐えてきた。しかし、さやかの偽善的で中途半端なやさしさにだけは耐えれなかった。屈辱を感じた凛はさやかを憎んだ。4年後、大学の新歓コンパで再会し、さやかが凛を忘れていたことから、復讐劇の幕が上がる。






以下ネタバレ

                              • -


部屋の掃除をしていたら、出てきた作品です。
うーん。。。
百合ではなかったんですよね。すごくおしかった作品です。



前から気になっていた作品ですが、紹介文の
「激しい憎しみは恋に似ている。相手のことを考えずにはいられないから……」
即買い


1巻読んだときは、男とくっつきそうだし、友情百合展開さえなさそうですが、今後が気になる作品だと思ってました。
お互いが、当時のお互いの気持ちを知ったときどうなるのか、とかが期待大で。



まあとりあえず、復讐に燃える凛の瞳と、黒髪七三が素敵です。
( ´д`)=〇)´ν゜)・;'。





さようなら、美しい人 2 (フラワーコミックス)

さようなら、美しい人 2 (フラワーコミックス)


そして2巻。

「激しい憎しみは恋に似ている。まわりが見えなくなってしまうから…。」


中学でいじめにあってた凜。そのとき、中途半端に情けをかけてきたさやかによりプライドを傷つけられ、復讐を決意。そして大学でさやかと再開し、さやかの父・浩介、異母弟・遼と接触を果たす。さやかの家庭内に隠し子騒動を引き起こし、少しずつさやかの周辺を蝕み始めた毒は、このまま彼女を崩壊させてしまうのか……。



という感じの展開を見せてくれたんですが、、、ん〜打ち切りっぽい終わりですね。


遼が最後に、「ずっと見てきた久保田さやかが、やっと自分を見て満足か?」って言うんですが、


こっちが言いたいですよ!
どんな復讐するのか楽しみだったし、思った以上のドロドロな展開にはなったんだけど、なんだろこの読後の不思議な気分。
もう少しまわりが見えなくなってもいいんじゃないか。




百合ではなかったですし、作品としても微妙な感じでした。
うたい文句の通り「激しい憎しみは恋に似ている。」までやってほしかったですね。