さようなら、美しい人 全2巻(藤井みつる)
- 作者: 藤井みつる
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/01/26
- メディア: コミック
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<あらすじ>
中3のときにいじめを受けた凛。同級生はみんな人間以下、虫同然だと思うことでいじめに耐えてきた。しかし、さやかの偽善的で中途半端なやさしさにだけは耐えれなかった。屈辱を感じた凛はさやかを憎んだ。4年後、大学の新歓コンパで再会し、さやかが凛を忘れていたことから、復讐劇の幕が上がる。
以下ネタバレ
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部屋の掃除をしていたら、出てきた作品です。
うーん。。。
百合ではなかったんですよね。すごくおしかった作品です。
前から気になっていた作品ですが、紹介文の
「激しい憎しみは恋に似ている。相手のことを考えずにはいられないから……」
で即買い。
1巻読んだときは、男とくっつきそうだし、友情百合展開さえなさそうですが、今後が気になる作品だと思ってました。
お互いが、当時のお互いの気持ちを知ったときどうなるのか、とかが期待大で。
まあとりあえず、復讐に燃える凛の瞳と、黒髪七三が素敵です。
( ´д`)=〇)´ν゜)・;'。
- 作者: 藤井みつる
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/05/25
- メディア: コミック
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そして2巻。
「激しい憎しみは恋に似ている。まわりが見えなくなってしまうから…。」
中学でいじめにあってた凜。そのとき、中途半端に情けをかけてきたさやかによりプライドを傷つけられ、復讐を決意。そして大学でさやかと再開し、さやかの父・浩介、異母弟・遼と接触を果たす。さやかの家庭内に隠し子騒動を引き起こし、少しずつさやかの周辺を蝕み始めた毒は、このまま彼女を崩壊させてしまうのか……。
という感じの展開を見せてくれたんですが、、、ん〜打ち切りっぽい終わりですね。
遼が最後に、「ずっと見てきた久保田さやかが、やっと自分を見て満足か?」って言うんですが、
こっちが言いたいですよ!
どんな復讐するのか楽しみだったし、思った以上のドロドロな展開にはなったんだけど、なんだろこの読後の不思議な気分。
もう少しまわりが見えなくなってもいいんじゃないか。
百合ではなかったですし、作品としても微妙な感じでした。
うたい文句の通り「激しい憎しみは恋に似ている。」までやってほしかったですね。