奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

小説「ふたりのママから、きみたちへ」

ちょっとバタバタしていたせいで更新滞ってました。
仕事もプライベートも相変わらずゴタゴタしています。
特に進展はありませんが。



まぁそんなことはいいとして、
先日紹介した『レズビアン的結婚生活』について続報です。



小雪さんと増原裕子さんによるエッセイ、
『ふたりのママから、きみたちへ』
1月17日(金)発売予定!!


ふたりのママから、きみたちへ (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ)

ふたりのママから、きみたちへ (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ)



2013年春に東京ディスニーリゾートで結婚式を挙げたレズビアンカップルは、ふたりの「子ども」を育てることを具体的に計画中。
けれども、家族形態が画一的な日本社会で、子どもは、そして周囲はそのことをどう受け入れるのだろうか。
未来のふたりの子どもに向けて、ふたりの関係性をていねいに説明し、国際的な同性婚法の流れやLGBTの基本的な知識を織り込みながら「家族」や「パートナーシップ」、「自由」について考える。
よりみちパン!セ」HPに連載し、好評を得ていたものに大幅に加筆、修正。
新しい時代の新しい「家族のかたち」を模索する、静かな問題作!
同時刊行のコミックエッセイ『レズビアン的結婚生活』とぜひ併読を!




レズビアン的結婚生活』を見つけたときは「すごいなぁ」ぐらいの感想だったんですが、『ふたりのママから、きみたちへ』を見つけたときはなぜか泣きたくなりました。
レズビアンでも子供を持てるという嬉しい涙なのか、自分には見えない未来への悲しい涙なのか分かりませんが。



『百合のリアル』もそうなんですが、結婚したいと思える人に出会えるってどんな感じなんでしょうね。
先日、大学時代のサークルメンバーと久しぶりにご飯に行き、「結婚」についてなどもちらちら話題に上がりました。
カムしてない人へ使う言葉として、「誰かと住むとか無理だから結婚はしない」というのをよく口にします。
それだけで意外と誤魔化せますw



カムしてる友達からはたまに「女同士でも『結婚』ってあるんだから、そういうのはしたくないの?」と聞かれます。
そういうときも「誰かと住むとか無理だから結婚はしない」と誤魔化します。
正直、ずっと一緒にいたいと思ってくれる誰かと出会うというのが想像できません。
自分がビアンだと自覚したときに、「結婚」と「子供」を自分の中から追い出してしまったのかもしれません。
「結婚」も「子供」も遠い世界の出来事で、身近に起こってもそれはガラス1枚を隔てた向こう側の話なんです。
ピンとこないんです。
今気になる人がいても、いずれ別れる日が来るんだろうなと、終わる日のことばかり考えています。
一日でも長くこの関係が続けばいいと思いながらも、終わる日を考えるのはけっこうしんどいです。
すべての繋がりを一気に断ち切りそうになります。



「ふたりの「子ども」を育てる」って憧れますよね。
そういうことを夢見た時期もありますが、年齢を重ねていくとそういうのが難しいということを知っていきます。
その中で東小雪さんと増原裕子さんが子供を育てる準備をしているのは本当にすごいことだと思います。
店長も「この人と家族になりたい」と思える誰かに出会えたら、きっと考え方も変わるでしょうね。
そう思える人にいつか出会えるよう頑張りたいと思います(´∀`)



エッセイのカバーがウェディングドレスでキスをする二人なので、さすがに本屋で買うのは躊躇われたので、アマゾンでポチポチ。
コミックエッセイの方は本屋で買ってみようかなと思ったので、予約はしませんでした。
読むの楽しみです。
エッセイの方は届いてもすぐには読めないかもしれません(´∀`;)ゞ
なんかちょっと躊躇われるんですよね。
泣きそうだし。
エッセイはその時が来たらゆっくり読みたいと思います。



エッセイ『ふたりのママから、きみたちへ』、コミックエッセイ『レズビアン的結婚生活』、1月17日(金)同日発売ですので、興味のある方は是非是非♪