奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

ひらいて

先日に引き続きまして、百合小説情報!
しかもまた雨傘さんとこよりwww



7月31日発売予定
綿矢りさ『ひらいて』(新潮社)

ひらいて



<あらすじ>
やみくもに、自分本位に、あたりをなぎ倒しながら疾走する、はじめての恋。彼のまなざしが私を静かに支配する――。
華やかで高慢な女子高生・愛が、妙な名前のもっさりした男子に恋をした。だが彼には中学時代からの恋人がいて……。傷つけて、傷ついて、事態はとんでもない方向に展開してゆくが、それでも心をひらくことこそ、生きているあかしなのだ。
本年度大江健三郎賞受賞の著者による、心をゆすぶられる傑作小説。




あらすじだけ読むと全然百合っぽくないんですが、アマゾンでは「百合」や「GL」のカテゴリーが付けられてましたw
そして、内容を調べたところ、以下の記事を発見!


『かわいそうだね?』で第6回大江健三郎賞を受賞した、綿矢りさ。17歳でのデビュー以来、寡作だった綿矢だが、ここ2年ほど精力的に作品を発表している。そんな綿矢の最新作が、『新潮』5月号に掲載された。タイトルは「ひらいて」。久々に女子高生が主人公で、『インストール』『蹴りたい背中』を彷彿させる、原点回帰の作品かと思いきや……。


 「私は邪険に彼女の手をふり払うと、目の前にあった彼女の乳首を吸った」
 「私は美雪にしているのと同じやり方で、自分自身も侵した」
 「くすぐるようになめたり、丸いお尻のカーブに手を当ててじんわり暖めたり」――

 
 え? これって? そう、なんと! 主人公と同級生女子とのセックスが描かれていたりするのだ。綿矢りさの新作って、まさか女子高生同士の恋愛を描いた百合小説なの!? しかもお相手は、自分が片想いしてる男子の彼女、というドロドロな展開だ。
 でも、恋愛も友情もドロドロも、一筋縄では終わらせないのが、綿矢流なだけにぜひラストまで読んでいただきたい。進化した綿矢りさを味わえることは、まちがいなし。ちなみに、手紙の盗み読みに、なりすましメール、主人公の性格の悪さは、相変わらずの一級品でした。

(ダ・ヴィンチ電子ナビより)

「女子高生同士の恋愛」というか、好きな人の彼女を寝取る感じです。
愛のない百合なんて、百合じゃない!って気分の人もいるかと思いますが、オチはなかなか良さそうです。
「美雪、あなたを愛してる。また一緒に寝ようね」
ネタバレOKなら、ちょっと検索すれば、いいレビュー書いてくれてるところがすぐに出てきます。
やはり時代は百合ですね。



女子高生ものはちょっと飽きてきた感じもするんですが、そんなに厚くないし、読んでみたいです。
表紙のデザインも個人的に好きです。
有名作家さんを避けてしまう店長なので、綿矢りささん初体験♪
どんな文章を書くのか今から楽しみです。