奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

文庫版悲歌(エレジー)

寒くなりましたね。
秋なんてどこにあったのか、あっという間に冬です。
なんていうか、やさしい彼女がほしいです(´□` )



いきなりなんだよ( ´д`)=〇)´ν゜)・;'。クリスマス近いから



mixiを通じて、女の子と知り合う機会があったものの、メールだけで終わるのがほとんど。
1回メールしただけのパターンもしょっちゅう。
いい出会いないっすねぇ。
店長が面食いすぎるのがいけない気もしますけど。
自分のこと棚に上げて。
もう、こんな店長を好きだって言ってくれる人がいたら、その人選びますよ!
ある程度可愛けれb


懲りてないな( ´д`)=〇)´ν゜)・;'。最低ライン的な




そんな話はいいとして、


角川書店より、
中山可穂さん文庫版『悲歌(エレジー)』
1月24日(木)発売予定!



わずかでも欠けた愛なら欲しくない――結晶度200%の、焔たつ恋愛小説!
能楽にインスパイアされた、幻想と幽玄のなかに濃密な愛の姿を描き出した完成度の高い作品集。日常を突き破り、ちぎれそうに痛む心を鷲掴みにするこの力、半端じゃない!



なんスか、このキャッチ!?
「わずかでも欠けた愛なら欲しくない」
ヤバイ!素敵!
これ、誰のセリフだっけ?蝉丸?逆髪?
『蝉丸』は、男→男←女の物語です。
男同士ではありますが、これは久々の「中山可穂!」って感じがしました。



隅田川』『定家』『蝉丸』の3作で、『隅田川』はちょっと百合入ってます。
『定家』は完璧ヘテロもの。
『蝉丸』はさっきも書いたとおり、男男、男女の物語です。
やっぱり中山可穂さんは同性愛ものが最高です!
そして女性の書き方が一級品!
蝉丸より逆髪のが好きです♪




つか、さっきまで「好きだって言ってくれる人がいたら、その人選びますよ!」とか言ってた店長には、「わずかでも欠けた愛なら欲しくない」が微妙に刺さるんですけどw



いやいやいや、店長だって若い頃は「わずかでも欠けた愛なら欲しくない」とか思ってましたよ。
「自分を受け入れて欲しい」「自分だけを見て欲しい」「自分のものにならないならいらない」って、泣いたこともあります。一応。
でも、ぶっちゃけそういう気持ちでいるの疲れちゃったんですよね。
いっつも片想いばっかりなんですもん。
そりゃ素直にぶつかって行かないのもいけないですけど、店長が好きになる人って、みんな違うところを見てるから、声も掛けられないんですよ。
中山可穂さんの『白い薔薇の淵まで』の塁みたいに、目で好きだと言い続けても、違うところを見てるんじゃ、通じるはずないんです。
だったら、自分のことを選んでくれる人を選んだっていいんじゃないですか?
「誰でもいい」じゃなくて、ちゃんと「自分」を選んでくれた人なら。




って、個人的な話長すぎwww
誰への言い訳だよwww
久々に中山可穂さん読もうかなぁ。
キュンキュンしたあとズーンと心を持っていかれる作品ばかりです。
こんなにも切なくて激しい恋があるのだろうかって。




とりあえず『白い薔薇の淵まで』『花伽藍』『マラケシュ心中』『感情教育』は定番ですよね。
『猫背の王子』『天使の骨』『サグラダ・ファミリア 聖家族』あたりもいいですね。

『ジゴロ』『深爪』もなかなか。
サイゴン・タンゴ・カフェ』『弱法師』『ケッヘル』は個人的には、、、普通かな。




『白い薔薇の淵まで』か『花伽藍』あたりでも読んで、恋したい気分でも取り戻しますかねw