奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

映画「アルビノ」

たまたま見つけた情報です。



7月23日(土)
アルビノ
渋谷アップリンクほかロードショー!!!




公式HP
http://albino-movie.com/


<あらすじ>
私たちの激情は、限りなく白い。
場末の配管工会社に勤める屋島(不二子)は、「女」である事に違和感を抱えたままの日々を過ごしている。女でいるために男に抱かれたりもしてきたが、足るに至らない。ある日、屋島は仕事である家を訪ねる。そこには、中年の父親と若い娘、九(真上さつき)が住んでいる。九の粘ついた視線に戸惑う屋島。配管作業中にチラチラ視線を交わすうち、両者の目線は同じ粘度に発酵していく。やがて、まるでそれが必然であるかのように、2人は触れ合い、激しく求め合うようになっていく。九と体を重ねることで初めて屋島は自分の中の「女」を受け入れることができるようになっていく。しかし、ほどなく屋島は九とその父親の姦淫を目撃してしまう。欲望と嫉妬は、すべてのバランスを崩していく―。
覗き、レイプ、近親相姦、未成年、レズビアン・・・ 欲望のタブーを濃密に重ね、奥底にある人間の本性を暴く衝撃作―。



先にDVDの予約を見つけて、上映したのかな???でも公式もレビューもない???と情報がなくて、紹介できなかったんですが、情報出てきました。



7月23日(土)
◎18:15開場/18:30上映/上映後舞台挨拶
◎20:30開場/20:45上映/上映後舞台挨拶



7月23日のみの上映で、8月3日(水)からレンタルが始まり、9月2日(金)にDVD発売です。

アルビノ [DVD]

アルビノ [DVD]



予告を見るとかなり痛々しい感じ。
レイプや近親相姦というのはキツいんですが、キャッチコピーの「私たちの激情は、限りなく白い。」という言葉に惹かれます。
歳の差の激しい恋!!!!!



主演の不二子さんは、「卍」にも出ていた女優さんです。
ええ、「キネマ純情」や「富江 アンリミテッド」を手掛けた井口昇監督の「卍」に出ていた女優さんです。
いい演技していたんですけどねぇ。



亀井亨監督が描く新たなる禁断の物語『アルビノ』、7月23日(土)公開決定!
http://actresspress.com/movie-albino/


私の奴隷になりなさい」監督の新作、欲望に溺れる女性2人の愛憎劇が公開
http://natalie.mu/eiga/news/192970



監督のコメントに

8年前に書いたGID性同一性障害)の話。今は理解も広まっていますが自分の想像力のみのルールの中で生きている人には伝わりにくい話。簡単、簡潔に伝わる事が重宝される昨今、そこでしか生きられない人たちがいます。伝わりにくい感情を作品でより深く伝えたい。

と書かれていて、性同一性障害レズビアンは違うけど、そこらへんを分けて描いているよね?という気分に。
「九と体を重ねることで初めて屋島は自分の中の「女」を受け入れることができるようになっていく。」というのはレズビアンでいいんだけど、性同一性障害ではないよ?
松浦理英子さんの『ナチュラル・ウーマン』で「私、あなたを抱きしめた時、生まれて初めて自分が女だと感じたの」という言葉に近い感情なんだろうけど、意味が違う。



井口昇監督もだけど、表現者が理解していないで知ったかぶりでメディアに出すのは混乱の元なので止めてほしい。
レズビアンの中にも、性同一性障害の中にもいろんな人はいるけど、まだ理解の進んでいない今、多様性は出してほしくない。
レズビアンはこういう人、性同一性障害はこういう人っていう型に嵌めるのはよくないことだけど、紛らわしい描写は今は止めてほしい。
いろいろ文句はあるけど、実際に見てみないことには何とも言えないので、一人でもいいから観に行こうかな。
でも性描写がキツい。。。