奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

嘘の優しさ

昨日、好きな人と電話しました。
最近電話で話すことが増えました。
相変わらず会うことはできませんが。



昨日…というか一昨日。
親に通帳を見られ、金銭的なある問題についてバレてしまいました。
昨日そのことで改めて怒られました。
私は口ごもって何も答えないので、親も諦めたように黙りました。
騙されてるわけでも脅されてるわけでもないんです。
プライベートなことだからつい口が重くなってしまい、親に何も本当のことを言えませんでした。



まぁちょっと揉めたので、そのことを好きな人に報告。
ちょうど仕事から帰ってきたところだったみたいで、すぐに連絡が来ました。
電話で少し話をしました。
好きな人は謝ってばかりです。
「ごめん」
「大丈夫だよ」
「ごめん」
「どうにかするから」
「ごめん」
「そっちに迷惑はかけないから」
「ごめん」
「大丈夫だよ」



電話で話をしていたら、会っていない間にいろいろあったようです。
今年に入って転職したようです。
前のときも何も言ってくれなかったけど、今回も何も言ってもらえなかったw
本人は話してたつもりみたいです。
そんな話をする暇なんていつもないのにw
1人暮らしをしたときも何も言ってくれなかったなw



「今は土日休みなの?」
「うん。でも土曜日に仕事で出ることもある。土日は疲れて寝てばかりのときもあって、、、」
「(あ、これは土日に会いたくないサインだな)…私も土日は出掛けたり、一日中寝てるときあるから」
「うん」
「前の職場と違って、休みが確実な日があるのはよかったね。体を休めて」
「前の前の職場はほんとキツかったから」
「いつかは結婚するんでしょ?旦那さんがいたら金銭的な余裕とかなくなりそうだね。子どもが出来たらさらにお金掛かるし」
「子どもは…、子どもは作らないよ。前に体の調子が悪くて産婦人科に行ったら出来ないって言われた。治療もあるけど、こういうのって無理して作りたくないし、好きな人と自然に出来るのがいいかなって思ってて、だから治療は…」
「そっか。じゃあそういうのを理解してくれる男性を見つけないとね」
「うん。……あなたが理解してくれる人でよかった」
「んー、まぁ人ぞれぞれだからね。それぞれの考え方も人生もあるから」
「結婚しても、私たちの関係って変わらないじゃない?」



んんんんん????



「(それは違うだろ)…うん、でもなかなか会えなくなるとは思うよ」
「そうかな」
「うん」
好きな人が結婚するのに、笑顔で祝福できる人間ではないですから。
バイセクが結婚を諦められない気持ちは、いろんな人を見ているから知っています。
だからそのときまで側に居たいんです。



まぁなんだかんだ話して、電話を切って寝ることに。
ツイッターを見てたりしたら、好きな人からLINEが。
「ごめんね。反省しいてます、、、迷惑はもうかけないから」
「甘えてごめんね」
「優しいあなたに甘えてた私が悪い」
「ありがとう。ごめんね」
「あなたと話して少し落ち着いた」
「マジ私クズ(笑)」
「あんまりかばうとまた甘えちゃうから、、、でもありがとう。嬉しい」



好きな人が甘えてくるのを受け入れていた私も問題があったよな。
べったべたに甘やかして、甘い毒のように、中毒になればいいのに、私から離れられなくなればいいのにって思っていた。
私のは嘘の優しさだろうな。
底なしの優しさを相手に与えて、抜け出せなくさせたい。
他の人ではダメなくらい優しい毒を与える。
ひどい独占欲の塊。
誰かに冷たくされたとき、優しくされたとき、私のことを思い出せばいいのにって思ってる。
嫌われたくなくて、愛されたくて優しくしてるんだから、ひどく偽善的。
ワガママを言ったところで誰も聞いてくれないんだから、全部受け入れていた方が楽。
優しいわけじゃないよな。