ガールズBox(早川倉理)
- 作者: 早川倉理
- 出版社/メーカー: 日本文学館
- 発売日: 2008/01
- メディア: 単行本
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「女の子は女の子とつるむべし。そこから生まれる何かがEvery thing。(帯より)」
友情からビアンまで。
119ページに詰め込まれた4編の女の子たちの物語。
以下ネタバレ
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赤い表紙に、白字の題名がかわいい雰囲気を出していて、良い感じです。
カバーの題字は作者さんの自筆で、帯のコピーも作者さんが考えたという話です(^^)
『あめチャンの奇跡』
大学の講義の最中、隣に座っていた女の子があめをくれた。それをきっかけに仲良くなった「からほ」と「のぃちゃん」。飽きっぽいからほだけど、もしかしたら……。
一番気に入った作品です。
あぁやっぱこの感じがいいですね。甘々(´д`*)
もらったあめを大切にしてるからほとか、「愛の告白」のようなのぃちゃんのセリフとか。
「やっと巡り会えた親友」オチですが、それ以上のなにかを感じさせてくれる一品です。
『君のおうち』
六つ年上の幼なじみ・柊に会うため高校進学を機にひとり暮らしを始めた多真子。多真子はバイトをし、ある計画のためにお金を貯めていた。それは柊のために……。
年の差カップルいいっすね(´∀`人)
両親を亡くしてしまったお姉さんのために一生懸命になる高校生っていいです。
こうゆう子ほしいなぁ・・・目を覚ませ( ´д`)=〇)´ν゜)・;'。すっきりぱっちり
『しらべはコスモス』
ラーメン屋でサービスでもらったコスモスの種を捨てようとしたら、友だちの水口に止められた。水口の熱弁に、育ててみようかと思った栗原。楽しみにしていたコスモスの世話だけど……。
友情ものですかね。
でも、コスモスの花見を、彼氏よりも水口優先にしてるあたりがポイントですよね。
4編の中で一番少ない10ページでした。
『指とマシュマロ』
高校卒業と同時に連絡が取れなくなってしまった恋人の香流をずっと待ち続けている加奈。そんなある夜、加奈のもとにいきなりやってきたのは。嬉しく思いながらも、加奈は……。
前作では、23話中キスがあったのは1話だけだったんですが、『指とマシュマロ』はキス以上の展開をみせてくれました。
読む前からそのことは知っていたんですが、、、
うーむ(-_-;)
なぜ加奈はあんな提案を。いや、そもそも香流が道具を・・・。
意外な展開を見せてくれておもしろかったんですが、正直、道具や男の話が出てきたせいで、ちょっと萎えましt
女の子が何言ってんの( ´д`)=〇)´ν゜)・;'。いや、ちょっとした日本語を
最終的には題名の通りのラブラブな展開になって事なきは終えるんですがね。
10ページのから41ページのまで今回はいろいろあります。
一迅社さん、早川さんを拾ってくれないかな?
『百合姫』では小説扱ってないから、読み切りとかの原作をやってもらえないかな?
Sの方じゃなくて姫の方でいい感じになると思うんですけどね。
勝手なこと言ってんじゃねーよ( ´д`)=〇)´ν゜)・;'。ごめんなさい
前作『シークレット・シーズン』のレビューはこちら。
前作もこの作品もアマゾンの「なか見!検索」がありますので、興味がありましたらどうぞ。<追記>
いつもお世話になっている雨傘さんの「百合な日々」で『ガールズBox』の紹介をしてもらいました。
なかなか好評だったみたいなので、うれしかったです。
うちより詳しくやってくれているので、ネタバレOKの方はこちらからどうぞ。