Cotton(紺野キタ)
- 作者: 紺野キタ
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2003/10
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 7回
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<あらすじ>
「たとえばコットンのようなしろくて肌ざわりのよいもの そういうやさしいもので はだかんぼうでふるえてるあの子をくるんであげたい(帯より)」
雨の降る交差点で、女子高生に傘を貸した奈月。女子高生の態度に涙があふれ、そのまま女子高生に傘を渡してしまう。そんなことがあったなんてすっかり忘れていたある日、姉の結婚式で、新郎の妹というあの女子高生・理子と再開する。後日、傘を返しに来た理子にいい印象を抱かなかった奈月だったが、なぜか理子に一方的に懐かれてしまう。だけど……。
以下ネタバレ
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奈月の会社で「秘密の花園」とまで言わせた理子の懐きっぷりが可愛らしくてよかったです。
ちょっとしたきっかけですれ違ってしまったふたり。
「あんたなんか大嫌い」
「…私は奈月好きだもん」
「私は理子嫌いだよ」
ってやり取りがいいですよね。
理子の「好き」がどういう気持ちから出てるかはわかりませんが、紺野キタさんの作品では一番百合度が高いと思います。
一応短編集となってますが、『Cotton』が半分以上占めているのでオススメです。