奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

ちょっと気になる小説

サイトを巡っていたら、なかなか気になる小説を見つけました。


7月10日発売予定。
浅倉卓弥『オールド・フレンズ』



上巻
130万人が涙した『四日間の奇蹟』から7年、著者・浅倉卓弥の新たなる境地。第1回『このミステリーがすごい!』大賞(金賞)受賞作家が初めて挑む、衝撃のラブ・ストーリーです。
認知症の親の介護をしながら、先の見えない不倫にはまりこんでいる「はるか」。自分勝手で暴力的な母親との確執を抱えながら、愛を求めてさまよう「まこと」。15年のときを経てふたりがみつけたもの、それは……。離れ離れになって8年、はるかの元に突然届いたまことからの手紙。女同士でありながら、わかちがたく惹かれあうふたり。離れていても、ずっと忘れられないのは、お互いへの想いだった。
2008年〜2009年の1年にわたりエキサイト・ブログで連載された人気作品が、いよいよ単行本化です。



下巻
第1回『このミス』大賞受賞作家が描くガールズ・ラブ。
著者特有の繊細な描写で、9歳から24歳までの、ふたりの女性15年間の交流を鮮やかに描き出します。彼女たちの生き方は不器用かもしれませんが、思い通りにはいかない人生を前向きに生きようとするふたりの姿に、読者は必ずどこかで共感するはず。女性同士の恋や、実母による養育ネグレクト、義父からの性的虐待がなどが描かれていきますが、性について、生きることについてを考えさせられ、読み終わったあとには、自分の大切な人に会いたくなる作品です。





下巻の紹介に、はっきりとガールズラブの文字が。


初めて読む作家さんですが、「天才的」とかって言っている人もいるんで、ちょっと期待です。




でも、男性の書くレズビアン描写って、ピンキリなんですよね。
ライトノベルはわかんないですけど、文芸系で男性が書いて評判の良かった作品って聞かないんですよ。



レズビアンものはやっぱり女性作家の方が上手いです。


なので、この間サイトめぐりで見つけた、
永井するみさんの『悪いことはしていない』が気になります。


amazonとかの評判はそんなに良くないんですが、気になるので読んでみたい作品です。