惜日のアリス
なんていうか、恋愛って難しいなぁとか思ってしまうアラサーw
見た目で好きになってしまう店長に対して、「そんなの上辺しか見てない」「年取っておばちゃんになっても好きでいられるの?」「可愛いなら誰でもいいんでしょ」と冷たいお言葉を頂戴してしまいます。
でも性格って顔に出るし、少し喋ってみて気が合うかどうかってすぐにわかると思うんですよ。
それに見た目が好きなら、その人が体型の崩れたおばちゃんになっても、しわくちゃなおばあちゃんになっても、元の印象なんて変わらないんだから、ずっと好きでいられる自信ありますよ。
っていうか、好きになったら体型崩れようがしわくちゃになろうが気にならないんですけど。
あと、好みはうるさいので可愛ければ誰でもいいわけじゃないです。
さっきも言ったように、性格が顔に出るんだから、どんだけ可愛くても好きな性格じゃなければ好きにならないです。
まぁそんなことを力説しててもしょうがないので、昨日本屋で見つけた気になる小説の紹介でも。
- 作者: 坂上秋成
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/04/11
- メディア: 単行本
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<あらすじ>
新たなる「家族」と「性」の物語の誕生――「芸術のために」、そう言い残して「私」の前から姿を消した恋人・算法寺。十五年後、左腕と右目を失った過去の恋人は、再び私の前に現れた。私にはその時、すでにナルナがいた。莉々花がいた。二丁目のミックスバー・アテンションという居場所もあった。青髪さん、パイポマン、ヘルシア、分隊長……沢山の仲間もいた。舞台に上がることの出来る人間は、限られている。
高橋源一郎さん、千葉雅也さん、中森明夫さん、奈須きのこさん、武内崇さん大推薦&大応援。1984年生まれの新人が、文学を更新する!
なぜかYouTubeでPVがありました。
購入迷いますねぇ。
表紙の中村明日美子さんのイラストがめっちゃツボるんですけど。
幸せそうなビアンカップルって感じがしてヤバい。
でも、中身をパラ読みしたら、あんまり好みの文章じゃないかなぁ。。。
うーん。
「新たなる「家族」と「性」の物語」ってことは、ただのビアンカップルの話ってわけじゃないですよね?
子供を育てるビアンカップルなんて、「新たなる家族」っていうほどじゃない。
内容は気になる。
二丁目の話とかあるなら読んでみたいと思いますが、男性の描くビアンもので当たりが出たことがない。
恋愛小説として読まない方がいいんでしょうか。
「新たな家族」のあり方では、中山可穂さんの『サグラダ・ファミリア〜聖家族〜』が一番しっくりきますけど。
主人公の女性がかつての恋人(♀)と再会したら、子供が出来ていて、父親はもう亡くなっている。
その亡くなった父親の恋人が出てきて…。
みたいな感じの話です。
あんまり書くとネタバレになってしまうので、あとは自分で読んでみましょう♪
好きな人の子供はやっぱり特別なんでしょうかね。
あと、女性同士のカップルとその子供っていうのだと、鳥野しのさんの『オハナホロホロ』。
別れた恋人と再会したら子供が出来ており、父親はもう亡くなっている。
父親の恋人がマンションの下の階に住んでいて、かつての恋人と「同棲」ではなく「同居」として暮らすことを選んだ主人公…。
みたいな。
こっちも旦那不在かw
そして旦那の恋人が登場してるw
どっちも切なくて面白いです。
「オハナホロホロ」は4巻〜続刊中です。
そうそう、『惜日のアリス』の表紙イラストを描かれた中村明日美子さん、たまに百合漫画描いてくれますよね。
中村明日美子さんのはこういう↑グロいのより、こういう↓ほのぼの系が好きです。
どれも短編の中に百合が混じってるやつです。