奇妙な店長の戯言部屋

百合好きオタによる妄想と百合の戯言な日々

言葉が出ない

こういうのってあまり書くべきではないとは思っているのですが、大切な人のことを忘れないために書くしかないんです。
日々の中でいろんなものが埋まっていってしまうから。



午前中に親友から今朝父親が亡くなったとLINEが来ました。



5月の頭に、父親にガンが見つかって入院してると聞かされました。
お見舞いにでも、、、と思ったんですが、余命半年で状態が良くないからと言われました。
思ったよりも状況が悪く、それなら家族との時間を大切にしてほしいと思って私も遠慮しました。



半年って言ってたんですが。
今朝のLINEで言葉が出なかったです。
親友の家には何度も遊びに行っていて、親友のお父さんからは名字で呼ばれていました。
料理が上手く、なんでも作ってきて「うまいだろ?」と自慢げに言ってくるお父さんです。



うちは12才のときに父親をガンで亡くしているので、親友の家に行くのはなんとも不思議な気分でした。
父親がいたらこんな感じなんだろうか。
うちの父親は無口で、あまり会話をする人じゃなかったので、親友のお父さんとは全然違うんですが。



父親を亡くすということは理解できても、悲しみは人それぞれなので、本当に理解してあげることはできません。かける言葉が見つかりません。
下手に声を掛けても、親友は優しいので、「大丈夫、心配するな」と笑って普通にしてしまいます。
うまく言葉が出てこないというのは情けないものです。
いつだって側に居るから。
気を遣って声を掛けなくていい。無理しなくていい。
必要なときに思い出してくれるだけでいい。